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Windows Updateできない(0x80073701エラー)ときに試す5つの対策!

WindowsUpdateエラーで困る人 ガジェット/Web

みなさんは定期的にこまめに「Windows Update」を実行していますか?

セキュリティ的な「穴」を放置するのは危険ですので、更新プログラムは随時チェックしておきたいものです。

そんな私がひさびさに(汗)アップデートを試みたときのことです。

そろそろアップデートしなきゃ!

更新プログラム出てるかな?

Windows10の「設定」画面を開き、アップデート項目をチェックすると、「Windows10(20H2)」向けの累積更新プログラム「KB5005033」が見つかりました。

さっそく適用しようとアップデート実行!

しかし何度トライしても必ずエラーになってしまいます・・

WindowsUpdate時のエラーメッセージ

ネットをググてみると、この0x80073701というエラーに悩まされている人がたくさんいるようですね。

先人たちの知恵を借りつつ私もいろいろ試したのですが、このエラーはなかなかの強敵でした。

この方法でもまたエラーか・・

「0x80073701」って簡単には解決しないなぁ。

それでもトライ&エラーを繰り返したところ、なんとか無事にアップデートを完了することができました。

そこでこの記事では「0x80073701」エラーで困っている方に向けて、私が試した対策案を5つ紹介します。

いずれかの対策があなたのお役に立てたら幸いです。

Windows Update で「0x80073701」エラーとなる場合の対策を5つ紹介!

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【その1】不要な更新プログラムの削除

Microsoftのサポートページに「0x80073701エラー対策」として明記されているのがこの方法です。

次の手順で実行してください。

(1) Windowsメニューにある「コマンドプロンプト」を右クリックして"管理者として実行"。

(2) 「コマンドプロンプト」ウィンドウにて下記のコマンドを入力し、Enterキーを押す。

  dism /online /cleanup-image /startcomponentcleanup

  (コマンド終了まで時間がかかります。)

dismコマンド1

(3) コマンドの実行が終了したら、パソコンを再起動する。

(4) 再度アップデート処理が正常に実行されるかを確認する。

これで解決できなければ次の方法も試してください。

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【その2】システムファイルチェッカーを使う

Windows10のユーティリティ「システムファイルチェッカー」はPC上のファイルに関する問題をチェックします。

では、次の手順で実行してみましょう。

(1) Windowsメニューにある「コマンドプロンプト」を右クリックして"管理者として実行"。

(2) 「コマンドプロンプト」ウィンドウにて下記のコマンドを入力し、Enterキーを押す。

 dism /online /cleanup-image /restorehealth

  (コマンド終了まで時間がかかります。)

dismコマンド2

(3) コマンドの実行が終了したら、次はこのコマンドを入力する。

 sfc /scannow

  (コマンド終了まで時間がかかります。)

sfcコマンド

(3) コマンドの実行が終了したら、パソコンを再起動する。

(4) 再度アップデート処理が正常に実行されるかを確認する。

この方法ではどうでしたか?

うまくアップデートできました?

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【その3】Windowsクリーンブート

まだ未解決でしたら、次はWindows10 をクリーンブートしてみましょう。

クリーンブートとは"Windowsを動かすのに必要最小限のアプリだけで起動する方法です。

(1) Microsoftのサポート「Windowsでクリーンブートを実行する方法」を参考に起動条件を設定。

(2) パソコンを再起動する。

(3) 再度アップデート処理が正常に実行されるかを確認する。

クリーンブートとセーフティーモードは何がちがう?

など、詳細を知りたい方は「Windows クリーンブート」で検索しましょう。

【その4】Microsoft Update カタログを利用する

Microsoftのサイトから直接必要な更新プログラムをダウンロードし、自分でインストールしてみましょう。

(1) 「Microsoft Update カタログ」のサイトにアクセスする。

WindowsUpdateカタログ

(2) 対象となる更新プログラム(今回の場合は「KB5005033」)を検索し、パソコンにダウンロード。

(3) ダウンロードしたファイルを実行し、インストールする。

更新プログラムをダウンロードするときは要注意!

必ず自分のPCに適合するものを選びましょう。

【その5】Windows10のダウンロードサイトを利用する

私の場合、上記の1〜4の対策では解決しませんでした。

そして今回の5つ目の対策でようやくアップデートを完了できたのです。

そのときの手順は次のとおりです。

(1) 「Windows10のダウンロード」のサイトにアクセスし、アップデートが用意されているかを確認する。

Windows10の今すぐアップデート

(2) 「今すぐアップデート」をクリックする。

(3) 更新プログラムがパソコンにダウンロードされ、更新処理が実行される。

Windows10更新中

(4) 更新が終わったらパソコンを再起動する。

私の環境においては、Windows Update で最新の「21H1」へのアップデートも試みましたが、「0x80073701」エラーとなって正常に適用することはできませんでした。

しかし今回のように「Windows10ダウンロード」サイトからの「21H1」へアップデートは正常終了されたのです。

アップデートできたのは嬉しいけど・・

なんとも不思議な話です。

いかがだったでしょう?

5つの対策のいずれかでアップデートは無事に完了しましたか?

まとめ

Windows Update を実行しても「0x80073701」エラーとなり、どうしてもアップデートを完了できない場合は、今回のいずれかの対策を施してみてください。

5つのエラー対策
  • 不要な更新プログラムの削除(dismコマンド)
  • システムファイルチェッカーの使用(dism、sfcコマンド)
  • Windowsクリーンブート
  • Microsoft Updateカタログから自分で更新プログラムをダウンロード
  • Windows10のダウンロードサイト経由でアップデート

更新プログラムの中にはセキュリティ的に急を要するものもあります。

定期的なアップデートを心がけて、ご自分のパソコンを安全に保ちましょう!