トラックボールに興味があるものの、いざ導入となると迷う人は多いかもしれません。
「ボールの操作が難しそうだし、自分には使いこなせないかも・・」
「マウスでも十分なのに、あえて新しいデバイスを買わないくてもいいのでは・・」


トラックボールって本当に便利なんだろうか・・?
実は私もずっと手を出してきませんでした。
あるとき 某ネットショップを見ていると、コスパの良さそうなエレコム製のトラックボールが目が留まりました。
それは「M-XT3DRBK-G」という型番のモデルです。
トラックボールというとLogicool(ロジクール)製品を推す人も多いようですが、使いこなせなかったときのことを考えるとリーズナブルなモデルから試してみる方がよいかもしれません。
そんな思いから導入を決めたのです。
エレコム「M-XT3DRBK-G」のレビュー
自宅に届いたパッケージはとてもシンプルなものでした。

さっそく開封してみましょう。
まず最初にマニュアル類から。

そして「M-XT3DRBK-G」本体がこちらです。
USBレシーバーと単3型電池が付属しています。
ちなみにこのモデルはBluetooth接続には対応していません。

本体サイズは縦が12.45cm、横が9.4cmで、重量は128gとなっています。
カラーはブラックのみです。

ちなみにボールは赤玉と黒玉の2種類があります。
赤玉モデルは少し価格が高くなりますが、カーソルの動きが正確で安定しています。

差額は500円くらいだったので私は赤玉を選びました。
このモデルは親指でトラックボールを転がしてカーソル移動させるタイプです。
マウスのように腕を動かす必要がないため、負担が少なくなるとのことですが・・?
ちなみに私はこれをMacBookで使うつもりです。(Windows/Macに対応)


このモデルは高性能光学式センサーでボールの動きを検出します。
抜群のポインタ追従性を実現しているのが特徴です。
本体には6つのボタンが搭載されています(ホイールボタンを含む)。
では各ボタンの機能を順に見ていきましょう。
まず(通常のマウスと同様に)左右のクリックとホイールのボタンがあります。
このホイールはチルト機能を搭載し、左右に傾けて横スクロールできるため、Excel等のアプリで重宝するでしょう。
(OSやアプリによっては横スクロールに未対応ですので注意してください。)

左クリックボタンの隣にはブラウザの進む/戻るボタンが搭載されています。

薬指を置く位置にはカスタムボタンがあり、好みの機能を設定できます。
そしてホイールボタン下には、カーソルの移動速度を1500カウント(速く)/750カウント(遅く)の2段階に切り替えできるスイッチが搭載されています。

このトラックボールにバッテリーは内臓されておらず、電池で駆動します。
連続動作時間は動作モードによって異なり、ローエナジーモードで約125時間、ハイスピードモードで約76時間となっております。
レシーバーを持ち歩く際には(なくさないよう)本体底面に収納することが可能です。

ボタンのカスタマイズ
上で紹介した各ボタンは自分好みの機能にカスタマイズすることが可能です。
エレコムの公式サイトよりアプリ「エレコム マウスアシスタント」をダウンロードしましょう。
Windows/Macにインストールしたら、アプリを起動するとこのような画面が表示されます。
設定は単純明快で、各ボタンの機能を選ぶだけです。


よく使う機能を各ボタンに記憶させておくと、作業効率がUPしますよ!
トラックボール「M-XT3DRBK-G」の気になる点
ちゃんと使いこなせるのか?
このモデルはトラックボールを親指で操作するのですが、使いこなせるかどうかは試してみないとわからない・・というのが正直なところです。
私の場合は2時間ほど使っていたら自由に操作できるようになりましたが、人によっては慣れるまで時間が掛かることもあるかもしれません。
Bluetoothに対応していない
「M-XT3DRBK-G」はBluetoothに対応しておらず、専用のUSBレシーバーを使います。
そしてこのレシーバーのコネクタはType-Aなので、お使いの機種によっては不便に感じることもあるでしょう。

僕のMacBookにはUSB Type-Cしかないから・・
変換コネクタやハブが別途必要なんだよね。
まとめ
トラックボールの導入を検討してる方に向けてエレコムの「M-XT3DRBK-G」を紹介しました。
こちらのモデルは他社製品と比べてコスパに優れており、「はじめてのトラックボール」としてオススメです。
慣れれば親指でのボール操作も自然にできますし、各ボタンの機能を自分好みにカスタマイズすればさらに便利に使えるでしょう。
気になる方はぜひ試してみてください。