少し前に「JCBスマートフォン保険」に関する発表があり、プロパーカード所有者の多くが喜んだことでしょう。
しかしその喜びも束の間、今度は悲しいニュースが飛び込んできました。
これまでゴールドカード以上のクレジットカードに自動付帯されていた「海外・国内旅行傷害保険」が、利用付帯に改定されるというじゃありませんか!
最近多くのカード会社が旅行保険の適用条件を改定してますよね。
JCBよ、お前もか・・
対象ユーザーの方には既にメールが届いているかと思いますが、とても大切なことですので改定内容をしっかり把握しておきましょう。
今回の改定で「変わること」と「変わらないこと」
変わること
これまでJCBゴールド以上には「海外旅行傷害保険」「国内旅行傷害保険」「海外航空機遅延保険」「国内航空機遅延保険」が自動付帯されていました。
「自動付帯」って何ですか?
対象のJCBカードを持っているだけで保険が適用されるという意味です。
しかし 2023年4月1日以降の旅行からは上記保険は「利用付帯」に変更されます。
「利用付帯」に変わると私にはどんな影響があるのかしら?
対象カードで旅行代金や公共交通料金などを支払ってはじめて保険が適用されます。
ただカードを持っているだけでは補償してもらえないんですよ。
気をつけないと大変なことになりますね・・
変わらないこと
補償内容および保険金額については従来どおりで変更はありません。
(なお、補償対象期間についてはカード決済したタイミングによって異なります。)
対象となるカード
今回の改定の対象となるのは、JCBが発行する個人用/法人用カードのうち、ゴールド以上のクレジットカードやデビットカードです。
JCBカードの最高峰「ザ・クラス」までも「利用付帯」になっちゃうんですね。
厳しいなぁ・・
ただし(2022/10/06時点では)ANAやJAL、JTBとの提携カードについては対象外となっています。
また「海外・国内旅行傷害保険」については、一部の一般カードも対象となります。
まとめ
多くのクレジットカード会社がそうしてきたように、JCBカードまでも「海外・国内旅行傷害保険」の適用条件の変更し、2023年4月1日からは利用付帯となります。
JCBといえば旅行関連の特典が充実しているイメージがありましたので、ユーザーにとっては悲しいニューズですよね。
今回のニュースを受けて「旅行傷害保険」の大切さを改めて感じているのではないでしょうか。