日本でもキャッシュレス化がすすんできており、コンビニやショッピングセンターをはじめ、小さなショップや飲食店でもクレジットカード決済やスマホの電子決済で会計を済ませる人が増えてきました。
現金を使うことが少なくなった今、みなさんはどんな財布を使っていますか?
分厚い財布を持ち歩く必要なんてありませんし、むしろ小さい財布の方がスマートに見えます。
中には1、2枚のクレジットカードと、銀行のキャッシュカード、運転免許証(や保険証)、あとは現金が少し入れば十分でしょう。
持ち物に関するみなさんの意識もしだいに「ミニマリスト」的な方向にむかっているのではないでしょうか?
この記事では、財布を極力ミニマル化したいと考えている方に向けて、購入候補にふさわしい10タイプのミニ財布を取り上げ、各々の特徴やメリット/デメリットについて解説しています。
あなたにピッタリの理想のミニ財布が見つかるかもしれません。
購入の参考にしてただけたら幸いです。
どんな「ミニ財布」があり、各々どんな特徴を持っているのか?
タイプ別のメリット/デメリットを理解し、あなた向けのミニ財布を見つける
ミニ財布への転換期
大量の現金を持ち歩く時代から、スマホとカード数枚があれば十分な時代に変わってきています。
これまでの財布のスタイルはもう時代遅れ。
もっとミニマルに! もっとスタイリッシュに!を追求して生まれたのが「ミニ財布」です。
ミニ財布の目的はカード類を収納することがメインであり、現金を入れることはサブ的要素にすぎません。
ただし一口に「ミニ財布」といってもいろいろなタイプが存在します。
次の章からは、おそらくみなさんが購入の選択肢に入れるであろう10タイプの「ミニ財布」をピックアップし、各々の特徴を解説していきます。
すべて実際に私が購入して使ってみたものですので、経験をベースにしたメリット/デメリットをお伝えできるかと思います。
ミニ財布のタイプと特徴
この章では、実際に私が購入した10タイプのミニ財布に焦点を当て、各々の特徴を解説します。
あなたはどんなタイプのミニ財布がお好みでしょうか?
PRESSo(プレッソ)
株式会社ドリップが発売する「PRESSo」という名の財布です。
牛革の質感がとても良く、時間が経つにつれて「味」が出てくることから趣味性も高いといえます。
実際私も見た目の格好良さに惹かれて購入しました。
三つ折りタイプで、カード類を入れるポケットは3箇所。上から差し込むタイプですね。
サイズ的にはそれぞれのポケットにカード2枚までが限界でしょう。
6枚のカードを厳選して持ち歩くことになります。
財布を開くと中央には小銭入れがありますが、スペースははかなり狭いですね。
ほんの数枚しか入らないので臨時用と考えた方がよいでしょう。
ちなみにココにカギ(薄いものに限る)を入れる方もいるようです。
右側にあるアオリポケットはお札やレシートを挟んでおくためのものです。
ただしお札は 3つ折りにしないと挟めませんし、ほんの数枚挟んでおくのが限界です。
「しまむら」で購入したミニ財布
「ホームセンターしまむら」で見つけた財布です。(メーカー等は全く不明)
上の「PRESSo」と似たタイプですが、加えて現金も十分に入るという特徴を持った財布になります。
三つ折りタイプで、カード類を入れるポケットは3箇所。これも上から差し込むタイプですね。
さらにお札が(折りたたむことなく)そのまま入る大きなポケットが備わっています。
現金もある程度持ち歩きたい人にとって重宝するでしょうし、レシート入れとしてもとても役に立ちます。
開口部の大きなボタン式の小銭入れもあり、中には十分な枚数のコインが入ります。
Marmot
「Marmot」の財布です。
これも「PRESSo」と同じタイプですが、素材がナイロン製なのが特徴です。
アウトドアショップ等で見かけることもあるでしょう。
財布の表側にはマジックテープ付きのポケットがあって、小銭入れとして使えそうです。
(現モデルはこの部分がジッパー式に変更されているようです。)
三つ折りタイプで、財布を開くとカード類を入れるポケットが4箇所あります。
(中央と左側に1箇所、右側のみ縦に2箇所)
各ポケットに2、3枚のカードが入りそうです。
「しまむら」のミニ財布と同様、お札が折らずに入るポケットが備わっています。
Dom Teporna
「Dom Teporna」といいうブランドの財布です。
素材にはイタリアンレザーが使われています。
ボタンを外した箇所にカードポケットが1箇所だけあります。
この部分にカードを重ねて3〜5枚入れることになります。
革が硬いこともあってカードは若干取り出しにくいかもしれません。
三つ折りタイプで、開いた中央部分にボタン付きの小銭入れがあります。
奥行きは結構浅く、大量には入りません。
コインを重ねて入れるとその部分の厚みがパンパンになってしまいます。
お札はそのまま入ります。
ただしお札が覆われるのは全体の2/3で、1/3は丸見え状態になるので要注意です。
IL BISONTE
「IL BISONTE(イルビゾンテ)」の三つ折り財布です。
これまでの財布よりも若干大きめのサイズになります。
IL BISONTEは革製品が有名ですが、この財布で使われているヌメ革の質感も素晴らしいです。
三つ折りタイプで、開くとカード類を入れるポケットが8箇所あります。
こちらは横から差し込むタイプですね。
これならカードが財布から抜け落ちる心配もありません。
お札収納部分は大きく、奥までしっかり入る作りです。
小銭入れ等はありません。
L字ファスナー・ミニ財布
このタイプは人気がとても高く、市場にはたくさん流通しています。
ショッピングサイトで「L字ファスナー ミニ財布」と検索すると、色やデザイン、素材の異なるものがいろいろヒットするでしょう。
写真の財布もアマゾンで購入したもので、素材は革製です。
(メーカー等は不明。)
L字ファスナーにより開口部がとても大きく、中身が見やすくて取り出しやすい構造になっています。
中央にあるポケットは小銭やカギなどを入れるのに向いているでしょう。
その両サイドにはカードを重ねて入れたり、紙幣を二つに折って入れることになります。
スペース的にも余裕があってたくさん入るので、使い方の自由度は高そうです。
カードケース(ファスナー付き)
本来はカード専用ケースではありますが、これを財布として流用する方もいます。
写真は合皮製のカードケース(ファスナー付き)です。
開くと3箇所のポケットがあります。
左ポケットにカード類、中ポケットに小銭、右ポケットにお札を入れるといった使い方になるでしょう。
奥行きはあまりないので、お札は3つ折りにして入れることになります。
コインケース(ファスナー付き)
本来は小銭を入れるためのものですが、サイズが大きければ財布としても流用できます。
写真はCOACHのコインケース(ファスナー付き)です。
内部にマチが付いているのでカードと現金を分けて使うことになるでしょう。
スペース的に狭いので、お札は3つ折りにして入れることになります。
開口部があまり大きくないので、会計時は不便かもしれません。
BellroyのRFIDブロック機能付き財布
Bellroyがリリースする「Hide & Seek」という財布は、キャッシュレス時代特有ともいえる特徴を持っています。
二つ折りタイプで、開くとカードポケットが5箇所あります。
大きな特徴として、ここにはRFIDブロック機能が搭載されていてカード情報のスキミング防止に役立ちます。
お札用のポケットも大きく深く、余裕を持った構造になっています。
(この財布独特の機能として、この奥に隠しポケットが備わっていて少量のカードやお札を隠しておけます。)
小銭入れはありません。
マネークリップ
スマホがあれば「財布はマネークリップで十分!」という人もいます。
究極のミニ財布といえますね。
マネークリップには「金属のクリップだけ」という製品もありますが、もしお札が丸見えになるのが嫌でしたら、写真のようは革製のカバーがついたものもあります。
まとめ
今回は10タイプ(+番外編)を見てきましたが、一口に「ミニ財布」といっても特徴はさまざまです。
あなたの理想のミニ財布を見つけて、毎日のお買い物をスマートにしましょう。