大人気クレジットカードの1つである「イオンカード」。
食品や日常用品などの買い物をイオン系列に集中させて、お得にポイントをためたり使ったりしている人も多いのではないでしょうか。
私はイオン経済圏で生活してますよー。
だからこのカードは重宝しますね。
しかし生活環境の変化などで近所にイオン店舗がなくなることもあるでしょう。
イオンなしではイオンカードの魅力もなくなっちゃいますよね。
カードを使う機会がなくなり、やがて「死蔵カード」になってしまうかもしれません。
イオンカードは年会費無料だから、別にいいわ。
持っていても損しないし。
ただ、将来またいつか活用する時のためにイオンカードを持ちつづけたい人は注意してください。
"利用することなく単に所有しているだけでは、いずれそのカードを失うリスクがありますよ!"
この記事ではクレジットカードの「更新審査」について解説します。
クレジットカードの更新審査では、あなたのカード利用状況もチェックされます。
カード更新時の審査について
クレジットカードを新規作成する際には必ず「審査」があります。
あなたの個人情報に加えて家族構成や勤務状況(年収)、信用情報などがチェックされたはずです。
審査に無事通り、クレジットカードが作れてヨカッタ。
そしてどのクレジットカードにも「有効期限」がありますよね。
クレジットカードに書かれている場合もありますし、ナンバーレスのカードだとスマホで確認したりします。
実はこの有効期限が切れるタイミングでも「審査」が行われていることをご存知でしょうか?
えっ、そうなんですか!?
普通にカードを利用している分には審査は問題なく通るので安心してください。
そして期限が切れる1ヶ月前くらいに新しいカード(更新カード)が自宅に送られてくるはずです。
しかし、もしあなたの信用情報に(延滞などの)"傷"があるとカードの更新は拒否され、自宅に新しいカードが届くことはありません。
カードはいっぱい持ってるけど、延滞なんてしてないから大丈夫でしょ!?
まだまだ安心してはいけません。
審査ではカードの利用状況もチェックされるのです。
カード会社やカードの種類によっては、あなたがどれだけカードを利用しているか審査した結果、更新拒否する場合もあります。
次の章では、私の知り合いの「Aさん」がイオンカードの更新カードを受け取れず、解約することになった事例を紹介します。
イオンカードが更新拒否!?
「Aさん」は何年も前にイオンカードを作ったものの、近所のイオンが移転してからはずっと利用していませんでした。
ある日、有効期限が来ても新しいカードが届いていないことに気づき、郵送ミスを疑ってイオンカードのコールセンターに電話を掛けました。
有効期限が切れるカードの更新カードがまだ届かないんですけど・・
「Aさん」ですね。
イオンカードを全然利用されていないようですので、新しいカードは必要ないと判断し、発送しておりません。
使わなかったのが問題なんですね!?
どうにか発送の手続きはできないんですか?
すみません。
更新できなかったカードは今後ずっと使えないんです。
ではそのまま自動で「解約」されちゃったんですね?
厳密には(今後使えないだけで)解約されたわけではないんです。
Aさんからの依頼があって初めて解約処理しますので。
このまま解約しますか?
どうせ使えないのなら「解約」してください。
カード会社はあなたのためにカードを発行し、いろいろなサービスを提供し、利用状況を管理し、さらにサポート体制を整えています。
加えてイオンカードの場合、これらを「年会費無料」で提供しているわけですから、カードを使ってもらわないと損をするわけです。
そのため今回のように カードを利用しない会員に対して「新しいカードを送る必要がない」と判断する場合があります。
カードの更新を拒否された場合は、残念ですがそのカードは諦めて別の"お得な"カードに移行しましょう。
そんなあなたには「エポスカード」がおすすめです!
まとめ
生活環境の変化などでイオン経済圏から外れた人は「イオンカード」の保持に気をつけてください。
有効期限が切れるタイミングにおいて、あなたの信用情報に加えて"どの程度カードを利用しているか?"がしっかりチェックされます。
カードを全然利用していないと更新拒否されることもあり、次の新しいカードは発送されません。
カードを失う事態を避けるためにも死蔵はせず、ある程度の実績は重ねておきましょう。