ときどき知人から「はじめて機械式腕時計を買うなら何がオススメ?」と相談されることがあります。
日本メーカーならセイコーあたりを推すのが定番でしょうが、個人的にはオリエントを勧めることが多いです。

最近のセイコーは割高傾向があるからね。
オリエントのコスパはすごいですよ!
私の手元には20年ほど前に購入した「オリエントスター クラシック」がありますが、今でも快調に動いており、オリエントに対する信頼が高いからです。
今回はその時計を紹介しつつ、オリエントの時計の魅力をお伝えできればと思っています。
「はじめての機械式腕時計」選びで迷っている人の参考になれば幸いです。
オリエントとは?
オリエント(Orient)は1950年に創業した日本の老舗メーカーで、長きにわたって主に機械式腕時計を作りつづけてきました。
現在はセイコー・エプソン傘下のブランドとなり、世界中にモデル展開しています。


「オリエント」って実績のあるブランドなのね。
ちなみに個人的には「良質な機械式腕時計をコツコツと作りつづけてきたメーカー」という印象を持っています。

オリエントスター クラシック(WZ0091FD)の紹介
20年ほど前にリーズナブルな機械式腕時計を探していた時期があり、そのときにオリエントのカタログでこちらのモデルに出会いました。(赤枠のモデル)


クラシカルな文字盤が好みだなぁ〜♪
機械式としてはリーズナブルだし、コレいいかも。
さっそく店舗に行って実物を確認し、すぐに購入しました。
たしか実売価格は3万円台ほどでした。
この時計のモデル名は「オリエントスター クラシック」、型番は「WZ0091FD」です。

ケース素材はステンレスで、ケース径37mmという小ぶりなサイズです。
腕の細い人や女性でも違和感なく使えるサイズといえるでしょう。
文字盤は白く見えますが、実際はわずかにクリーム色っぽい感じがします。
12時位置にパワーリザーブの針が備わっているのが特徴です。


青い針が特徴的ですね!
日付表示もあってビジネスで重宝しそう。
裏蓋はスケルトン仕様になっており、機械式ムーブメント(自動巻き)を見ることができます。
公式な精度は「日差:+25秒 ~ -15秒」となっていますが、購入後20年ほど経った今でも(私の個体は)「日差:+5秒」くらいで動いています。


リーズナブルな時計のわりに精度は優秀ですね!
オリエントの技術力ってスゴいかも〜。
純正ベルトはステンレス製で、「プッシュ三つ折式中留め」のタイプです。
質感的には「そこそこ」ですが、とはいえシャカシャカ音がするような安っぽいものではありません。

時計の重量は約120g程度で、それほど重くは感じないでしょう。
小ぶりなサイズと相まって装着感はかなりイイと思います。

オリエントスターをおすすめする理由
今回紹介したオリエントスターは購入以来、一度も故障することなく時を刻んでいます。
リーズナブルで「精度」は優秀、「耐久性」も十分!
機械式腕時計にあまり詳しくない方でも気を遣うことなく日常使いができると思います。

コスパが高くて超オススメですよ!
腕時計の楽しみ方の1つとして、定期的にベルト交換するのもオススメです。
例えば革ベルトに交換するとこんな感じに・・
けっこうイメージが変わるでしょ?

最近私はNATOベルトと組み合わせています。
クラシカルな文字盤とも相性がいいですし、夏場にNATOベルトは楽ですからね。


ベルトを交換すると時計の雰囲気がかなり変わります。
その日の気分やファッションに合わせてイメチェンしてみてはどうでしょう?
今回紹介したモデル自体は既にディスコンになっていますが、現行ラインナップには魅力的な「オリエントスター」がたくさんあります。
しかもカラーや文字盤デザインのバリエーションはさらに豊富になっており、高級感もかなりアップした感じがします♪
まとめ
オリエントスターを長期間使ってきた経験から、その精度や耐久性・信頼性には大満足しています。
現行のラインナップにも魅力的なモデルがたくさん存在しますので、機械式腕時計デビューされる方にはぜひ手に取ってみてほしいですね。



