年末年始のお休みを利用して海外旅行を計画している方もいらっしゃるでしょう。
知らない土地に行くとなると、やっぱり気になるのが「自分や家族の健康面」ですよね。
現地で体調を崩すかもしれませんし、何かしらのアクシデントにまきこまれてケガすることだってあるかもしれません。
特に海外は医療費が高額なので注意してくださいね。
もし入院することになったらかなり高額な請求が来ますから！
そんな事態に備えて予め準備しておきたいのが「海外旅行傷害保険」です。
もしあなたのクレジットカードに旅行保険が付帯しているのなら、これをうまく活用しましょう。
僕の「◯◯カード」には海外旅行保険が付帯していたはず。
このカードを持ってれば保険が適用されますよね？
旅行前に保険の適用条件を再確認することをオススメします。
ここ最近、多くのカード会社が適用条件を改定してますから。
昔と今で保険の適用条件が変わったりするの！？
僕のクレカの条件を調べなきゃ・・
ここ最近よく耳にするのが、「自動付帯から利用付帯に変更」という改定ニュースです。
あなたのクレカに付帯する保険に関しても、気づかないうちに利用付帯に変わっているかもしれません。
今回の記事ではいくつかのカードの改定内容を（発表年月順に）紹介しますので、旅行前にぜひ確認してみてください。
適用条件の改定例
ここ数年、海外旅行傷害保険の適用条件を改定しているクレジットカードが増えています。
改定内容をチェックしてみましょう。
セゾンカード
セゾンカード（および提携カード）は種類がとても多く、お持ちの方もいらっしゃるでしょう。
例えば「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード」には海外旅行傷害保険が付帯しています。
この保険の適用条件に関してですが、2021年7月1日以降は「自動付帯」から「利用付帯」に変更されています。
三井住友カード
三井住友カードは特定のコンビニや飲食店での還元率がとても高く、いま大人気のクレジットカードです。
こちらのカードにも海外旅行傷害保険が付帯しますが、2022年4月16日以降は「自動付帯」から「利用付帯」に変更されています。
オリコカード
「Orico Gold Card」など一部のカードに関して、2022年12月1日以降は「利用付帯」に変更されています。
詳細は以下のサイトをご覧ください。
JCB
JCBのプロパーカードに関しても同様です。
ゴールドカード以上に付帯する海外旅行傷害保険に関して、2023年4月1日以降は「利用付帯」に変更されています。
ジャックスカード
ジャックスカードが発行する各種クレジットカードをお持ちの方も注意してください。
一部のプラチナカードやゴールドカードを除き、2023年10月1日以降は「利用付帯」に変更されています。
詳細は以下のサイトをご覧ください。
エポスカード
エポスカードといえば「年会費無料なのに海外旅行傷害保険が自動付帯する」ことで人気があり、お持ちの方も多いでしょう。
えっ！
もしかしてエポスカードにも同様の改定が！？
こちらのカードの保険に関しても2023年10月1日以降は「利用付帯」に変更されてますので、お持ちの方は注意してください。
「自動付帯」が魅力で作っておいたのに・・
自動付帯から利用付帯への改定はカード業界全体の流れでもあります。
とても残念ですが・・仕方がありません。
このようにカード会社が相次いで適用条件を改定しています。
ここで挙げなかったカードに関しても同様の改定が入っているかもしれませんので、改めて公式サイトで確認することをオススメします。
「自動付帯」と「利用付帯」の違い
そもそも「自動付帯」から「利用付帯」になると何が変わるの？
違いがよく分からないんだけど・・
「自動付帯」と「利用付帯」とでは海外旅行傷害保険の適用条件が大きく異なります。
海外旅行される方は2つの違いをしっかり認識しておいてください。
対象のクレジットカードを持っているだけで海外旅行傷害保険が適用されます。
ただカードを持っているだけでは保険が適用されないので注意してください！
旅行代金や飛行機などの交通費を対象カードで決済してはじめて海外旅行傷害保険が適用されます。
つまり「利用付帯」だと持ってるだけでは1円も補償してもらえないのね。
気をつけないと大変だわ・・
利用付帯の条件についてもカード会社ごとに微妙に異なります。
「何の代金をカード決済すれば保険が適用されるのか？」を事前に調べておきましょう。
まとめ
いま多くのクレジットカード会社が海外旅行傷害保険の適用条件を「自動付帯」から「利用付帯」に改定しています。
以前は持っているだけでよかったのに、今は指定の代金をカード決済しないと保険が適用されませんので、後悔しないよう十分注意する必要があります。
近く海外旅行を予定されている方は、カード会社の公式サイト等で保険適用条件を改めて確認しておきましょう。
