クレジットカード選びにおいて、使ったときの「ポイント還元率」を重要視する人も多いのではないでしょうか。
最近は「特定のお店に限って高還元率になる」カードが増えてきましたよね。
「このカードをA店やB店で使うと、ポイント◯%還元!」

ただしこの手のカードの特徴として、そのお店以外での基本的な還元率はそれほど高くない(0.5%程度)ことが多いようです。
ユーザーがお店ごとクレカを使い分ける必要があるわけですが、これを面倒に感じる人もいるでしょう。

特定のお店に限定せず、どこで使っても高還元率!
そんなカードってないのかしら?
そこで本記事では「リクルートカード」が持つ次のような特徴に注目してみました。
- 年会費無料なので負担なし!
- どこで使っても(基本)還元率が高く、さらなるポイントアップも可能!
- さらに旅行保険やショッピング保険まで付帯!

複雑なことは考えず、この1枚あればOK!という万能カードです。
ぜひご覧ください。
基本情報
「リクルートカード」は年会費無料のクレジットカードで、国際ブランドもお好きなものから選択できます。

まずは本カードの基本情報をご覧ください。
国際ブランド | VISA/Mastercard/JCBから選択可能。 |
カード発行元 | 発行元は国際ブランドによって異なる。 VISA/Mastercardの場合は三菱UFJニコス株式会社、 JCBの場合は株式会社JCB。 |
年会費 | 永年無料 家族カードも年会費無料 ETCカードの年会費は無料だが、VISA/Mastercardの場合は発行手数料1,100円(税込)が必要となる。 |
ポイント | 決済額に応じて「リクルートポイント」がたまる。 基本的なポイント還元率は1.2% |
タッチ決済 | JCBのみ対応(2022/12/05現在、VISA/Mastercardは未対応) |
申し込み条件 | 18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方、 または18歳以上で学生の方(高校生を除く)。 |

人気ランキングでも常に上位にランクインするカードなんですよ。

やっぱり「還元率 1.2%」ってのが気になるわ。

さっそくリクルートカードの魅力を細かく見ていきましょう。
注目すべきはポイント
基本的な還元率は1.2%!
リクルートカードはいわゆる「一般カード」に属するカードです。
一般カードのポイント還元率は通常「0.5%」程度で、高いものでも「1.0%」に届くかどうかなのですが・・
リクルートカードの還元率は「脅威の1.2%」なんですよ!
1万円の買い物をすれば120円分のポイントがたまるわけですね。

基本的な還元率がここまで高いおかげで、普段の買い物でもより多くのポイントがたります。
電話料金や公共料金の一部(光熱費など)でも同様の還元を受けられるので、本カードを上手に使えばかなりお得になるでしょう。
年会費無料でこれほど還元率の高いカードは他にありません。
電子マネーへのチャージでもポイント還元
リクルートカードは(一部の)電子マネーへのチャージでもポイント還元を受けれます。


チャージ自体をポイント付与対象外にしているカードも多い中、
リクルートカードならポイントをもらえるんですね!(嬉)
チャージにおいて注意すべきは次の2点です。
- ポイント対象となるチャージ金額は「ひと月あたり3万円まで」であり、それ以上チャージした分のポイントは還元されません。
- 国際ブランドによって対象となる電子マネーが異なり、かつ還元率も同じではありません。
ポイント付与対象の電子マネー | ポイント還元率 | |
VISAまたはMastercard | モバイルSuica 楽天Edy SMART ICOCA | 1.2% |
JCB | モバイルSuica | 0.75% |

JCBを選択すると還元率が少し下がっちゃうのね・・
気をつけなきゃ。
(ちなみに以前はnanacoへのチャージも可能でしたが、現在はnanacoにリクルートカードを新規登録できません。)
ポイントの使い道
リクルートカードでためた「リクルートポイント」の使い道を見ていきましょう。
リクルート系サービスでポイントを使う
リクルートが運営する各種サービスにおいて「1ポイント=1円」として利用できます。
- ポンパレモール
- じゃらんnet
- じゃらんゴルフ
- ホットペッパーグルメ
- ホットペッパービューティー
- OISIX
など

旅好きの僕は「じゃらん」をよく活用するんです。
ここでポイントが使えるのは嬉しいなー♪
Pontaポイントやdポイントに交換して使う
リクルートポイントは(1ポイント単位で)Pontaポイントやdポイントに交換することができます。
交換すれば他社サービスにまで活用の場を広げることができますよね。
- 【リクルートポイント】1ポイント → 【Pontaポイント】1ポイント
- 【リクルートポイント】1ポイント → 【dポイント】1ポイント
ただし各種キャンペーンでもらった「リクルート限定ポイント」や「サイト限定ポイント」はPontaポイントやdポイントに交換できないので注意してください。
ポイントアップのサービスを有効活用
1.2%の還元率だけでもスゴいですが、リクルート系のサービスを活用すればさらに多くのポイントをもらうことができます。
ポンパレモール
リクルートが運営するショッピングサイトがこちら。
食品や日用品、家具家電、ファッション用品などさまざまな商品を取り扱っているのが特徴です。

上記サイトでリクルートカードを利用して買い物をすると、還元率が4.2%(以上)にアップします。
カード決済の1.2%還元に加え、買い物分の3.0%還元が加算されます。
サイトには最大20%還元の商品もあったりしますので、上手に活用しましょう!

じゃらんnet
リクルートが運営する旅行予約サイトがこちら。

上記サイト予約して宿泊・カード決済すると、還元率が3.2%にアップします。
カード決済の1.2%還元に加え、予約・宿泊分の2.0%還元が加算されます。
中には10%も還元されるプランもあってお得ですよ!

ホットペッパービューティー
リクルートが運営する美容室・ヘアサロン等の予約サイトがこちら。
上記サイトで予約して来店・カード決済すると、還元率が3.2%にアップします。
カード決済の1.2%還元に加え、予約・来店分の2.0%還元が加算されます。

ホットペッパーグルメ
リクルートが運営する飲食店の予約サイトがこちら。
上記サイトで予約して来店・カード決済すると、カード決済の1.2%に加えて、来店人数×50ポイントがもらえます。
食事会や飲み会で幹事をする方ならぜひ活用したいですよね!

付帯保険
ここまで還元率の高さばかりに注目してきましたが、実は付帯する各種保険もリクルートカードの魅力です。
年会費無料のカードでここまで充実しているのは珍しいでしょう。
海外・国内旅行傷害保険
旅行が好きな人や出張の多いビジネスマンにとってありがたいのが「海外・国内旅行傷害保険」です。
リクルートカードで旅行代金等を支払うことで適用されます。(利用付帯)。
補償内容 | |
海外旅行 | 最高2,000万円 |
国内旅行 | 最高1,000万円 |

(海外だけでなく)国内旅行傷害保険までカバーしているのはスゴいです。
年会費無料のカードではほとんど見かけませんね。
ショッピング保険
リクルートカードで購入した品物が破損したり盗難にあった場合、購入日より90日間、最高200万円まで補償してもらえます。

ショッピング保険まで付帯してるなんて最高だわ!
リクルートカードの「2枚持ち」が可能
リクルートカードは国際ブランドによって発行会社が異なるため、いわゆる「2枚持ち」することが可能です。
- VISAブランドとJCBブランドの2枚
- MastercardブランドとJCBブランドの2枚
(VISAとMastercardを組み合わせることは不可能)

「2枚もち」して何のメリットがあるの?
リクルートカードで電子マネーにチャージする場合、「ひと月あたり3万円までしかポイント付与されない」という制限がありましたよね。
もし「2枚持ち」すれば、この上限額を倍の「6万円」にまで増やすことができるというわけです。

なるほどねー。
対象の電子マネーを多用する人ならお得ですね!
お得な入会キャンペーン
リクルートカードは随時入会キャンペーンを実施しています。
「新規入会+カード利用」でたくさんのポイントをもらえるので、上手に活用しましょう!
デメリット
ポイントアップの特典がリクルート系サービスに限られる
他社カードの場合、普段よく行くお店で還元率がアップするような特典があったりしますよね。

例えば三井住友カードなら「特定のコンビニや飲食店で最大5%還元」とか・・
しかしリクルートカードの場合、ポイントアップの特典を受けられるのは「リクルート系サービスの中だけ」に限られているのが現状です。

リクルート系サービスをあまり使わない人にとっては恩恵が少ないかな・・
この点が気になるかもしれませんが、それをかき消すくらい「どこで使っても1.2%還元」という特徴は驚異的だと思います。
国際ブランドに要注意!
国際ブランドによってカードの特徴が異なるため、以下の点を考慮して選択する必要があります。
- 電子マネーにチャージしたとき、VISA/Masterなら1.2%分のポイントが還元されるが、JCBだと還元率が0.75%となる。
- JCBなら手数料無料でETCカードを発行できるが、VISAやMastercardだと手数料として1,100円(税込)が必要。
- JCBのみタッチ決済に対応しており、VISAやMastercardはこの機能を搭載していない。(2022/12/05現在)
- JCBに限り最大6,000円分のポイントがもらえる入会キャンペーンあり。(2022/12/05現在)

自分の使い方ならどの国際ブランドを選ぶとお得なのか?
しっかり考えて作らなきゃ。
まとめ
特定のお店だけでなく、どこで使っても高還元率なカードとして「リクルートカード」を紹介しました。
「1.2%」という基本還元率は他社のカードと比べても断然高く、普段の買い物から(一部の)公共料金、電子マネーへのチャージ等に使えばリクルートポイントがどんどんたまりそうです。
さらには旅行傷害保険やショッピング保険まで付帯しているなんて驚きですよね。
「この1枚持っておけばOK!」という万能型カードをお探しなら、せひ検討してみてはいかがでしょうか。