クレジットカードを作るとき「ポイント還元率の高さ」を重要視する人は多いでしょう。
「特定の店舗に限りポイント還元率が高くなる」カードが増えましたよね。
【目玉特典!】
A店やB店で利用するとポイント◯%還元!!

これを聞くととても魅力的に思えますが、実は「対象店舗以外で決済したときの還元率は低い(0.5%程度)」ことが多いのです。
私たちが店舗ごとにクレカを使い分ければお得になるのでしょうが、ポイ活を面倒に思う人もいるでしょう。

難しいことを考えず、どこで使っても高還元率!
そんなクレジットカードって存在しないの?
そこで今回の記事では「リクルートカード」に注目したいと思います。
- 年会費無料で経済的な負担ナシ。
- どこで使っても(基本)還元率が高く、使い方を工夫すればさらにポイントアップも可能。
- 旅行保険やショッピング保険も付帯する。

複雑なことを考える必要はなく、この1枚を持っていればOK!
そんな万能型のカードなんですよ。
リクルートカードの基本情報
「リクルートカード」は年会費無料のクレジットカードです。

まずは基本情報を見てみましょう。
国際ブランド | VISA/Mastercard/JCBから選択可能。 |
カード発行元 | VISA/Mastercardを選んだ場合は三菱UFJニコス株式会社が発行。 JCBを選んだ場合は株式会社JCBが発行。 |
年会費 | 永年無料 家族カードも年会費無料 ETCカードの年会費は無料だが、VISA/Mastercardは発行手数料1,100円(税込)が必要。 |
ポイント | 決済額に応じて「リクルートポイント」がたまる。 ポイント還元率は1.2% |
タッチ決済 | JCBのみ対応 (2025/05/14現在、VISA/Mastercardは未対応) |
申し込み条件 | 18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方。 または18歳以上で学生の方(高校生を除く)。 |

年会費無料なのに還元率が1.2%ってスゴいわね。

他にもいろいろな魅力がありますよ。
次章から詳しく見ていきましょう。
注目すべきはポイント
基本的な還元率は1.2%!
リクルートカードはいわゆる「一般カード」に属するカードです。
一般カードの還元率といえば通常 0.5%程度で、高いものでも「1.0%」に届くかどうかなのですが・・
リクルートカードはなんと!還元率が「1.2%」なんです!

基本的な還元率がここまで高ければ日常の買い物でもより多くのポイントがたります。
電話料金や公共料金の一部(光熱費など)でも同様の還元を受けられるため、このカードを上手に使えばかなりお得になるでしょう。
年会費無料でこれほど還元率の高いカードは他にありませんよ。
電子マネーへのチャージでもポイント還元
リクルートカードは(一部の)電子マネーへのチャージでもポイント還元を受けれます。


チャージ自体をポイント付与対象外にしているカードも多い中、
リクルートカードならポイントをもらえるんですね!(嬉)
ただし次の2点には注意してください。
- ポイント対象となるチャージ金額は「ひと月あたり3万円まで」であり、それ以上チャージした分のポイントは還元されません。
- 国際ブランドによって対象となる電子マネーが異なり、かつ還元率も異なります。
ポイント付与対象の電子マネー | ポイント還元率 | |
VISAまたはMastercard | モバイルSuica 楽天Edy SMART ICOCA | 1.2% |
JCB | モバイルSuica | 0.75% |
ポイントの使い道
ためた「リクルートポイント」の使い道について見ていきましょう。
リクルート系サービスでポイントを使う
リクルートが運営する各種サービスにおいて「1ポイント=1円」として利用できます。
- ポンパレモール
- じゃらんnet
- じゃらんゴルフ
- ホットペッパーグルメ
- ホットペッパービューティー
- OISIX
など

旅好きの僕は「じゃらん」をよく活用するんです。
ここでポイントが使えるのは最高〜♪
他のポイントに交換して使う
リクルートポイントは他のポイントに交換することも可能です。
このときの交換レートは「1対1」ですので、安心して提携サービスにまで活用の場を広げることができますよ。
ただし各種キャンペーンでもらった「リクルート限定ポイント」や「サイト限定ポイント」はポイント交換の対象外です。
ポイント交換に関する詳細は以下の公式サイトをご覧ください。
ポイントアップのサービスを活用しよう!
「1.2%」という還元率の高さだけでも驚きますが、リクルート系のサービスを活用するとさらに多くのポイントをもらうことが可能です。
ポンパレモール
リクルートが運営するショッピングサイトがこちら。
食品や日用品、家具家電、ファッション用品などさまざまな商品を取り扱っているのが特徴です。
上記サイトでリクルートカードを利用して買い物をすると、還元率が4.2%(以上)にアップします。
カード決済の1.2%還元に加え、買い物分の3.0%還元が加算されます。
サイトには最大20%還元の商品もあったりしますので上手に活用しましょう!

じゃらんnet
リクルートが運営する旅行予約サイトがこちら。

上記サイト予約して宿泊・カード決済すると、還元率が3.2%にアップします。
カード決済の1.2%還元に加え、予約・宿泊分の2.0%還元が加算されます。
中には10%も還元されるプランもあってお得ですよ!

ホットペッパービューティー
リクルートが運営する美容室・ヘアサロン等の予約サイトがこちら。
上記サイトで予約して来店・カード決済すると、還元率が3.2%にアップします。
カード決済の1.2%還元に加え、予約・来店分の2.0%還元が加算されます。

ホットペッパーグルメ
リクルートが運営する飲食店の予約サイトがこちら。
上記サイトで予約して来店・カード決済すると、カード決済の1.2%に加えて、来店人数×50ポイントがもらえます。
食事会や飲み会で幹事をする方ならぜひ活用したいですよね!

付帯保険
ここまではポイント関連に注目してきましたが、このカードに付帯する各種保険もなかなか魅力的ですよ。
年会費無料にもかかわらず保険がここまで充実しているカードは珍しいでしょう。
海外・国内旅行傷害保険
旅行が好きな人や出張の多いビジネスマンにとってありがたいのが「海外・国内旅行傷害保険」です。
リクルートカードで旅行代金等を支払うことで適用されます。(利用付帯)。
補償内容 | |
海外旅行 | 最高2,000万円 |
国内旅行 | 最高1,000万円 |

(海外だけでなく)国内旅行傷害保険までカバーしてるなんてスゴいでしょ!
年会費無料のカードではなかなか見かけない特典です。
ショッピング保険
リクルートカードで購入した品物が破損したり盗難にあった場合、購入日より90日間、最高200万円まで補償してもらえます。

ショッピング保険まで付帯してるなんて嬉しすぎるわ!
リクルートカードの「2枚持ち」が可能
リクルートカードは国際ブランドによって発行会社が異なるため、いわゆる「2枚持ち」が可能です。
- VISAブランドとJCBブランドの2枚
- MastercardブランドとJCBブランドの2枚
(VISAとMastercardを組み合わせることは不可能)

「2枚持ち」して何のメリットがあるの?
リクルートカードで電子マネーにチャージする場合、「ひと月あたり3万円までしかポイント付与されない」という制限がありましたよね。
もし「2枚持ち」すれば、この上限額を倍の「6万円」にまで増やすことができるというわけです。

電子マネーを多用する人なら注目したい特徴ね!
お得な入会キャンペーン実施中!
いまリクルートカードでは入会キャンペーンが実施されています。
「JCB版の新規入会+カード利用」で最大6,000円分のポイントがもらえるようなので、これを上手に活用しましょう!
(2025/05/14現在)
デメリット
最後にデメリットについても触れておこうと思います。
ポイントアップの特典がリクルート系サービスに限られる
特定店舗で還元率がアップするような特典を各種カードで見かけますが、リクルートカードでポイントアップの対象になるのは「リクルート系サービス」に限られているのが現状です。

リクルート系サービスをあまり使わない人にはメリットないのかな・・?
これを不満に思うかもしれませんが、それ以上に「どこで使っても1.2%還元」というメリットは強力すぎると思いますよ。
国際ブランドの選択に注意が必要
どの国際ブランドを選んだかでカードの特徴が異なるため、以下の点を考慮しておく必要があります。
- 電子マネーにチャージしたとき、VISA/Masterなら1.2%分のポイントが還元されるが、JCBだと還元率が0.75%となる。
- JCBなら手数料無料でETCカードを発行できるが、VISAやMastercardだと手数料として1,100円(税込)が必要。
- JCBのみタッチ決済に対応しており、VISAやMastercardはこの機能を搭載していない。
(2025/05/14現在) - JCBに限り最大6,000円分のポイントがもらえる入会キャンペーンあり。
(2025/05/14現在)
まとめ
特定の店舗に限らず、どこで使っても高還元率という「リクルートカード」を紹介しました。
「1.2%」という還元率は他社のカードと比べても断然高く、毎日の買い物や公共料金、電子マネーへのチャージ等に使えばリクルートポイントがどんどんたまっていくでしょう。
これに旅行傷害保険やショッピング保険まで付帯しているのですから嬉しいですよね。
「この1枚持っておけばOK!」という万能型カードをお探しなら、ぜひ検討してみてください。
