こちらは私が数年前に購入したSEIKOの「SARB035」という機械式腕時計です。
すでにディスコンになっていますが、「プアマンズ・グランドセイコー」とか「ベイビー・グランドセイコー」と呼ばれていました。
フォーマルな場面を中心に活用してたのですが、ここ最近になってムーブメントが不調になってしまったのです。(悲)
そこで修理も兼ねてオーバーホールに出すことに決めました。
大切な時計だからね。
オーバーホールしてまた元気になってほしい!
セイコーのオンライン修理
当初は地元の時計屋さんに持ち込むか、評判の良さそうなオンライン修理を活用するつもりでした。
しかしネット上でこのような情報を見つけたのです。
セイコーにオーバーホール(修理)してもらうと、ムーブメント「6R15」を丸ごと新品に入れ替えるらしい。
メーカーには予備のムーブメントがストックされているんでしょうね。
ホントにそうなのか興味もあり、今回はセイコーにオーバーホール(修理)をお願いすることに決めました。
オンライン修理の申込手順
セイコーの「オンライン修理受付」のサイトはこちらです。
さっそく申し込んでみましょう。
「修理・電池交換 依頼へ」をクリックします。
保証書を持っているなら用意しておきましょう。
最初に修理対象となる時計の品番を入力します。
今回は「SARB035」と入力しました。
するとその時計の画像が表示されるので確認し「次へ」進みます。
次に修理箇所を指定します。
今回は「機械体(ムーブメント)」を選択しました。
つづいて修理箇所をより細かく指定し、「修理箇所の指定の完了」をクリックします。
保証書に書かれた「お買い上げ日」を指定します。
(有料修理となる場合は「保証書なし」でも問題ないようです。)
すると「概算見積もり」が表示されます。
私の個体の場合は「有料修理」となり、その金額は「20,000円+送料+税」とのことです。
他の時計業者に頼むより少しだけ高いかな。
金額が納得できたら手続きを続行しましょう。
修理を依頼するにあたっては、まず利用規約に同意します。
つづいて個人情報を入力します。
後ほど(指定住所宛に)「発送キット」が送られてくるのですが、腕時計を発送する際の運送業者を選択します。
「ヤマト運輸」か「日本郵送」のいずれかです。
さらに支払方法や(修理した時計の)返送方法を指定します。
「内容確認」画面に進み、そこに不備等がなければ修理を申し込んでください。
「受付番号」が発行されて申し込み完了となります。
指定のメールアドレス宛に「時計修理受付」に関するメールが届いたはずです。
そちらも確認してくださいね。
あとは「発送キット」が届くのを待つだけだね。
時計を発送
修理を依頼すると指定住所に「発送キット」が送られてきます。
私の場合は申し込んだ翌々日に届きましたよ。
発送キットの内容はこんな感じです。
発送箱 | スポンジ x 2 | 発送袋 |
台紙 | ビニール袋 | 未開封シール |
送り状 | 手順書 |
ヨシ、さっそく発送準備にとりかかろう!
まずは発送箱を組み立てます。
次に発送する腕時計のバックルを留めた状態にし、ベルトの内側に台紙を添えます。
つづいて腕時計をビニール袋に入れます。
①発送箱にスポンジを入れ、②その上に腕時計を置き、③その上にもう1つのスポンジを置いて腕時計をサンドします。
スポンジを押しながら発送箱のフタを閉じましょう。
発送箱を発送袋に入れます。
発送袋を閉めたら ①テープで接着し、②さらに未開封シールを(縦に)貼ります。
最後に送り状を貼れば準備は完了です。
ヤマト運輸または郵便局(JP)からセイコー宛に発送してください。
あとはオーバーホール(修理)されて戻ってくるのを待つだけですね。
対応状況は随時メールで知らせてもらえます。
ネットで状況を確認することもできますよ。
まとめ
機械式腕時計「SARB035」をオーバーホール(修理)するにあたり、今回は「セイコー オンライン修理」を活用しました。
実店舗持ち込みではなくネット経由という点で不安もありましたが、Web上での手続きも分かりやすく、届いた発送キットもしっかりしたものでした。
メーカー自身によるオーバーホール(修理)という点も安心感もありますよね。
完全復活して戻ってくるのが楽しみです♪
その後のストーリーについては、下の記事でご覧いただけます。
ところでこの「SARB035」は今なお人気があるようで、探している人も多いとか。
残念ながらディスコンになっているため新品入手は難しいでしょうが、同じタイプの時計としてこんなモデルもありますよ。(↓)