ロードバイクやクロスバイクで長距離を走っていると、しだいにお尻や股間が痛くなってきませんか?
サドルの高さ・前後位置・角度を調整したり、自分の運転姿勢を見直したり、パッド付きのレーパンを履くなど、いろんな対策があるでしょう。
しかしサドルの形状や素材が自分のお尻にフィットすれば、この問題は一発で解決するかもしれません。
しかし自分に最適なサドルを見つけることは非常に難しく、「理想のサドル」を探し求めてひたすら買いつづけている人もいるかと思います。
いわゆる「サドル沼」ですよね。
さて、今回の記事で特集するのは Sella Italia(セライタリア)がリリースする「STORICA(ストリカ)」というサドルです。
このサドルで注目したいポイントは革製ということ!
革ならば使い込むうちに馴染んできて、自分のお尻にジャスト・フィットする形状に変化するかも・・そんな期待を持ちつつ紹介したいと思います。
「理想のサドルを育てる」という楽しみもありそうですね♪
Sella Italia(セライタリア)
「Selle ITALIA」といえば歴史も古くて超有名なイタリアのサドルメーカーですよね。
このメーカーは「Sella Italia」という名で革サドルブランドを展開しています。
(2つのスペルを見比べると「e」と「a」とで微妙に異なっています。)
現在の主流はカーボンなどの素材を使ったスポーツサドルですが、あえて創業当時のように革を使い、最新の技法とクオリティで製造しているのです。
そんな「Sella Itaria」ブランドの中から、今回は「STORICA(ストリカ)」というモデルをピックアップします。
STORICA(ストリカ)の紹介
まるで革靴を買ったときのように、ワクワクしながら開封してみましょう♪
こちらが「STORICA」という革サドルです。
カラーバリエーションとしてBLACK(黒)/HONEY(茶)/GREEN(緑)の3色があり、写真は「GREEN」のモデルです。
格好いいねー!
個人的には細身のデザインが好みなので、これはまさに理想の形状ですね。
随所にあるリベットや「Sella Italia」と書かれたプレートにより、クラシカルな雰囲気が漂っています。
片方のサイドにはこのような刻印も施されています。
「革製品」としての質感も良く、非常に満足度が高いですね♪
後方からのシルエットはこんな感じです。
サドルバッグを取り付ける金具も付いています。
つづいてサドルの裏側を見てみましょう。
金属のフレームでサドルの先端と後端を支えるような構造になっています。
金具の締め具合によって「革の伸び」を調整可能です。
ちなみにサドルの重量は505gです。
現代のサドルとしては重い方かもしれませんね。
付属品
つづいて同梱されている付属品を紹介します。
まずこちらはサドル調整用の工具で、革の"伸び具合"を調整するために使うものです。
そして革のメンテナンス用クリームも入っています。
革靴と同様、クリームを使って定期的に手入れすれば永く質感を保つことができるでしょう。
ずっと大切に使いたいからね。
しっかり手入れしなきゃ!
さらにこのような巾着袋も付属しています。
おそらく保管用のものですが、しっかりしていて別の用途にも使えそうです。
STORICAの使用感
個人的に細身のサドル形状が好みなので、初走行から良い感触がありました。
まだまだ革は硬いですが、いずれは革が馴染んでお尻にフィットするはず・・そう期待して使いつづけるつもりです。
まとめ
「STORICA」を使っていると革靴や革の鞄と同じような満足感を得られます。
あとはしっかりメンテナンスしつづければ革が馴染み、いい具合に経年変化していくはずです・・
うまくいけばお尻にフィットするような形状になり、「サドル沼」から脱出できるのでしょうか♪