みなさんはクレジットカードに付帯する「保険」を活用していますか?
人それぞれライフスタイルが異なるため、ある人にとって「重宝する保険」であっても、あなたにとっては「あまり価値のない保険」ということもあるでしょう。

私の趣味は海外旅行なの♪
だからクレカに「旅行傷害保険」が付いてると嬉しいわ。

僕はほとんど旅行しないんです。
旅行傷害保険が付帯してても「宝の持ち腐れ」だよなぁ。

それならば旅行傷害保険を別の保険と入れ替えませんか?

えっ!?
別の保険に入れ替えられるんですか?
今回は三井住友カードが提供する「選べる無料保険」というサービスに注目し、その手続き方法や注意点について解説します。
あなたにピッタリの保険を選んで有効活用しましょう!
「選べる無料保険」とは?
三井住友カード発行のクレジットカードには、デフォルトで「お買物安心保険」と「旅行安心プラン」が付帯しています。


「旅行安心プラン」というのは海外・国内旅行傷害保険のことです。
ここで注目すべきなのは「旅行安心プラン」です。
みなさんの中には「旅行傷害保険」を必要としない方もいるでしょう。

ほとんど旅行しない僕にとって、この保険は「無用の長物」かも・・
それならば「旅行安心プラン」を別のプラン(保険)に変更しちゃいましょう!
これが「選べる無料保険」というサービスです。


自分が本当に必要とする保険を選べるってことだね。
なんて嬉しいサービスだろう!
※提携カードや一部の法人カードについては本サービスの対象外となりますので注意してください。
各プランの保険内容

本サービスには7つのプラン(保険)が用意されています。
あなたに最適なプランどれですか?
旅行安心プラン
いわゆる「海外・国内旅行傷害保険」のことで、旅行している間にケガしたり病気になったときに補償してくれます。

カード入会後は「旅行安心プラン」がデフォルト設定されていますので、特に何もしなければこのプランが適用されます。
別のプランに変更した場合は「旅行安心プラン」は適用外となります。
「海外旅行傷害保険」の補償内容・保険金額など、詳細を知りたい方はこちらをご覧ください。

「国内旅行傷害保険」の補償内容・保険金額などの詳細はこちらをご覧ください。

日常生活安心プラン
これは「個人賠償責任保険」のことで、日常生活のケガや賠償に備えるための保険です。
(自転車走行中の事故など)日常生活で相手に怪我をさせたり、他人のモノを壊したことにより、法律上の損害賠償責任を負った際の損害を補償してくれます。

各カードごとの補償内容・保険金額など、詳細についてはこちらをご覧ください。

持ち物安心プラン
これは「携行品損害保険」のことです。
身の回りの持ち物が盗難にあったり、偶然な出来事で破損してしまったときに補償してくれます。

各カードごとの補償内容・保険金額など、詳細についてはこちらをご覧ください。

ケガ安心プラン
これは「入院保険(交通事故限定)」のことです。
交通事故によるケガで入院した場合や手術を受けた際に補償してくれます。

各カードごとの補償内容・保険金額など、詳細についてはこちらをご覧ください。

スマホ安心プラン
これは「動産総合保険」のことです。
スマートフォンが破損・故障したり、盗難にあった場合に補償してくれます。

詳細についてはこちらをご覧ください。

弁護士安心プラン
これは「弁護士保険」のことです。
他人にケガを負わされたり物を壊されたなどの法的トラブルがあった際、法律相談費用や弁護士費用などを補償してくれます。
加害者との交渉において弁護士に相談できるので安心です。

詳細についてはこちらをご覧ください。

ゴルフ安心プラン
これは「ゴルファー保険」のことです。
ゴルフ中に事故を起こしてしまった場合の損害賠償責任や、ゴルフ用品の盗難やゴルフクラブの破損を補償してくれます。

詳細についてはこちらをご覧ください。

希望のプランに変更しよう

「旅行安心プラン」が必要ないなら別のプランに変更しましょう!
プラン変更方法
保険プランの変更は「Vpass」にて手続きできます。
今回はスマホの「Vpassアプリ」を使った方法を見てみましょう。
(画面イメージは現在のものと異なる場合があります。ご了承ください。)
ログインしたらまず「メニュー」をタップしてください。

メニューの中から「保険(選べる保険)」を選択します。

ここでブラウザが起動し、現在の「選べる無料保険」の設定内容が表示されます。
(初期値では「旅行安心プラン」になっているはずです。)
別のプランを希望する場合は「補償プランを変更」タップしましょう。

ここであなたが希望するプランを選択してください。

プラン変更後の補償期間

手続きと同時に新プランが適用されるわけではありません。
注意してくださいね。
その月の20日までに申し込めば、翌月1日から新しいプランが適用されます。
新しいプランの補償期間は1年間であり、途中で別のプランに変更することはできません。

つまり一度変更したら1年間は変更できないということだね。
慎重に決めないと!
再度プランを変更したいなら

1年経てばまたプランの見直しができるんですよね?
プランの補償が切れる3ヶ月前より三井住友カードから変更手続きの案内があります。
ここで別のプランに変更もできますし、何も手続きしなければ現プランが自動更新されます。
プラン変更前の注意点

いま所有するカードの保険内容を見直しましょう。
そして「そのプランを選べば本当にメリットがあるのか?」を考えてください。
カードによっては満足いく補償を受けられないことも
各プランの保険金額はカードの種類によって異なります。
たとえば「日常生活安心プラン」の保険金額を見てみましょう。
- 「プラチナカード」をお持ちなら「個人賠償責任危険補償」の保険金額は「最高1億円」です。
- 「プラチナプレファード」や「ゴールドカード」なら「最高100万円」と一気に下がります。
- 上記以外のカードになると「最高20万円」しかありません。
自転車走行中に歩行者にぶつかった際の損害賠償を考慮すると、「最高20万円」という保険金額は決して十分なものではなりません。
プラン選択時は「カードの種類は何か?」「満足できる補償を受けられるか?」をしっかり考慮しておく必要があります。
カードによっては「一般カード」と同じ補償内容になる
「三井住友カード ゴールド(NL)」や「三井住友カード ヤングゴールド」にはカード名に「ゴールド」という文字が入っているため、ゴールドカード級の補償を得られるだろうと思うかもしれません。
しかしこれら2つのカードは「旅行安心プラン」以外のプランでは「一般カード」と同じ区分に入るため注意が必要です。
同様に(本来は一般カードよりも格上の)「三井住友カード エグゼクティブ」や「三井住友カード 一般A」についても、「旅行安心プラン」以外のプランでは「一般カード」と同じ区分に入ります。

一般カードより年会費が高いのに、補償内容は一般カードと同じなんですね・・
ちょっと損した気分だな。
まとめ
三井住友カードからは「選べる無料保険」というサービスが提供されていて、自分のライフスタイルにあわせて必要な付帯保険を切り替えることが可能です。
選択肢は次の7つのプランです。
- 旅行先での怪我や病気に備えるなら「旅行安心プラン」
- 日常生活における賠償に備えるなら「日常生活安心プラン」
- 持ち物の盗難や破損に備えるなら「持ち物安心プラン」
- 交通事故による入院等に備えるなら「ケガ安心プラン」
- スマホの故障や盗難に備えるなら「スマホ安心プラン」
- 事故の際の法的トラブルに備えるなら「弁護士安心プラン」
- ゴルフ中の事故やゴルフクラブの破損などに備えるなら「ゴルフ安心プラン」
各プランの補償期間は1年間ですので、その都度「今の自分にどんな保険が必要なのか?」「もしもの場合にはどんな補償が得られるのか?」を考えて上手に活用しましょう。