あなたは普段どんなブラウザを使っていますか?
おそらく「Chrome」を使われている方が多いのではないでしょうか。
現在のシェア1位はダントツでGoogleの「Chrome」、そしてAppleの「Safari」、Microsoftの「Edge」・・とつづきます。
しかし一昔前はブラウザといえばまちがいなく「Internet Explorer(IE)」でした。
「Windows 95」の頃からOSに標準搭載されたことで広く普及し、圧倒的なシェアを誇っていたのです。
なんとMacの標準ブラウザとして搭載されたこともあったんですよ!
Internet Explorer 11 のサポートが終了します
時が流れるとともに「IE」のシェアは減少し、「Chrome」等に抜かれ、またMicrosoftからは新しいブラウザ「Edge」が登場しました。
徐々にIEのサポートを縮小してきたMicrosoftは下のような公式発表に至ります。
2022年6月15日(日本時間では16日)に、Windows 10搭載の「Internet Explorer 11」のサポートが終了・・という内容になってます。
「Edge」が出た以上、いつかはこうなると思ってたけど
とうとうサポートが終わっちゃうんですね。
ちなみにサポート終了の対象となるのはコンシューマー向けの「Windows10 Home」や「Windows 10 Pro」に搭載の「IE」であり、「Windows 10 Enterprise LTSB/LTSC」に搭載の「IE」ついてはサポートをしばらく継続するようです。
また「Windows 8.1」についてはOSのサポート終了にあたる2023年1月10日まで「IE」のサポートもつづきます。
サポート終了後はどうなる?
サポート終了後に「IE」を起動すると、かわりに「Edge」が起動されるようです。
公的機関などの一部サイトは今でも「IEのみ対応」なんだけど・・
そんなサイトを見たい時はどうすればいいんですか?
「Edge」の「IEモード」という機能を使いましょう。
「Edge」に搭載される「IEモード」は2029年までサポートされる予定なので、この機能を使うことで IE対応のサイトを表示することが可能です。
しばらくは安心ですね。
でも「IEのみ対応」なサイトが残っているのは困るなぁ・・
サイト運営の立場から見ると、「IEのみ対応」のサイトは今後改修の必要に迫られるのでしょうね。
これは時間的にも人件費的にも大変そうです。
まとめ
2022年6月15日(日本時間では16日)に、Windows 10搭載の「Internet Explorer 11」のサポートが終了します。
別のブラウザへの移行はお済みですか?
ご自分(や会社)のサイトやよく使うシステムなど、IEサポート終了後に問題が出ないよう、いま一度チェックしておきましょう!