臨場感ある音で聴きたいときや、みんなで音楽を楽しみたいとき、Bluetoothスピーカーがあると便利ですよね。
ネットショップや実店舗にはたくさんのスピーカーが売られていますが、あなたならどのブランドの製品を選びますか?
ボーズやJBL、ソニーといったオーディオブランドのスピーカーは評価が高いものの、お値段もそれなりに高くなってしまいますよね・・
よりリーズナブルなスピーカーを求めて、ANKER(アンカー)の「Soundcore」シリーズあたりを検討している人も多いでしょう。

さて今回の記事では、コスパに優れたスピーカーを探している人に向けて「Tribit」の製品を紹介します。
あまり聞き慣れないブランド名かもしれませんが、こちらのスピーカーは「コスパが良く、かつ音のクォリティも素晴らしい」と好評で、いま人気が急上昇しているんです!
Tribitとは?
「Tribit」とは中国メーカー「サウザンドショアス」が展開するオーディオブランドで、日本やアメリカ、カナダなど、20数か国に向けて各種製品をリリースしています。

そのラインナップの中でロングセラーのモデルが「XSound Go」というBluetoothスピーカーです。
とにかくコスパの良さは驚くほどで、4,000円弱で買えてしまうんですよ。

そんなに安くて大丈夫なの?
音質がボロボロでは困るんだけど・・

決して「安かろう悪かろう」の製品ではありません。
次章よりこのスピーカーの特徴を見ていきましょう!
「X Sound Go」のレビュー
外観
こちらがTribitのBluetoothスピーカー「XSound Go」です。

スピーカー本体には頑丈な素材が使われていて、その表面はマット仕上げされているので質感はけっこう高いですよ。

サイズは170mm x 59mm x 56mmとコンパクトで、重量は380gほどです。
これならキャンプや旅行にも持っていけますし、どこでも音楽を楽しむことができるでしょう♪

両サイドサイドは丸まったデザインをしており、その片側にはストラップが付いています。

上面には操作ボタンが一列に並んでいます。
左から順に電源ボタン、Bluetoothボタン、再生/一時停止、ボリュームUP、ボリュームDOWNのボタンです。


分かりやすくて、操作しやすそう。
電源ボタンとBluetoothボタンの間にあるのはインジケーターです。
電源ONで青く点灯し、充電中やバッテリーが減った(残量15%以下)ときは赤く点灯します。

背面のキャップを開けると、AUX入力端子(3.5mm)と充電端子(USB-C)があります。


ちゃんとUSB-Cを採用してるってのがイイよねー。
底面には技適マークがしっかりプリントされていますので安心してください。

付属品としてUSBケーブルと説明書が同梱されています。
(説明書には日本語の表記あり。)

性能

つづいて「XSound Go」のスペックを見ていきましょう。
このスピーカーにはパワフルなドライバーが2つ搭載(合計16W)されており、その間にはパッシブラジエーターも搭載されています。

内蔵バッテリーは4,400mAhと大容量で、最大で24時間も連続再生することが可能です。
これならちょっとした旅行でも問題ないでしょう。
(バッテリーのフル充電までは5時間です。)

Bluetoothのバージョンは5.0で、通信距離は30mもあり、接続が途切れにくいのが特徴です。

IPX7規格の防水設計がされているため、理論上は水深1mの水中に30分浸かっていても大丈夫!
これなら海辺や川辺でも安心して使えますし、もし雨が降ってきても大丈夫でしょう。
お風呂場に持って入って音楽を楽しむことだってできますね♪

マイクを内蔵しているためハンズフリー通話も可能です。

そしてTWS(True Wireless Stereo)に対応しているため、2台用意すれば左右それぞれで音を出力することが可能です。

ちなみにコーデックはSBCに対応しています。

AACやaptXには対応していません。
このスピーカーの用途を考えるとさほど問題にはならないでしょう。
Bluetooth接続方法

さっそくスマホやPCとペアリングしてみましょう。
まず「XSound Go」上面のBluetoothボタンを押してペアリングを開始します。

つづいてスマホやPCのBluetooth設定画面を開き、「Tribit X Sound Go」を選択・接続します。
【iPhoneの場合】

【Windowsの場合】

【Macの場合】


ペアリングはいたって簡単!
さっそく音楽を聴いてみよう♪
試聴レビュー
本体サイズが小さいとはいえ、16Wのドライバーを搭載しているためパワフルな音を鳴らしてくれますね!
中高音はクリアでキレがありますし、思った以上に低音も出てきます。
音量を上げても音が割れないのも素晴らしいですね。

強いて気になる点を挙げるなら、低音は若干盛っている感じがしないでもありません・・

とにかく値段からは信じられないくらい音はイイです。
いや〜ビックリしましたね!(喜)
動画再生で使用した場合、映像との「ラグ(音の遅延)」を気にする人がいるかもしれません。
Bluetoothを使っている以上、デバイスやアプリによって再生音にラグが生じるのは仕方のないことです。
私の環境ではYouTubeやPrimeビデオなどを再生しても気になりませんでしたが、もしかするとゲームのように動きのシビアなアプリでは違和感があるかもしれません。

このスピーカーにはAUX端子が付いてます。
ラグが気になるなら有線接続すれば解決するでしょう。

対抗製品と比較
このスピーカーの対抗モデルといえばANKERの「Soundcore」シリーズが挙げられるでしょう。
そこでアマゾンでも売れ筋の「Soundcore 2」や「Soundcore 3」とスペックを比較してみました。
「Soundcore 2」と比較
Tribit X Sound Go | ANKER Soundcore 2 | |
実売価格 | 4,000円弱 (10%OFFの クーポンあり) | 6,000円弱 (1,000円OFFの クーポンあり) |
連続再生時間 | 24時間 | 12時間 |
防水 | IPX7 | IPX7 |
出力 | 16W | 12W |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
充電端子 | USB-C | Micro USB |

割引適用後の価格はTribitの方が1,300円以上安いのに、性能は上だね!
(価格やクーポン情報は2025/02/18現在もの)
「Soundcore 3」と比較
Tribit X Sound Go | ANKER Soundcore 3 | |
実売価格 | 4,000円弱 (10%OFFの クーポンあり) | 7,000円弱 (1,000円OFFの クーポンあり) |
連続再生時間 | 24時間 | 24時間 |
防水 | IPX7 | IPX7 |
出力 | 16W | 16W |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
充電端子 | USB-C | USB-C |

性能はほぼ同等なのに、Tribitの方が2,300円以上も安いなんて!
Tribitのコスパってスゴいね。
(価格やクーポン情報は2025/02/18現在のもの)
音色に関しては人それぞれ好みがあるでしょうし、数字上のスペックだけでスピーカーの良し悪しを判断すべきではありませんが、「XSound Go」のコスパがいかに脅威的であるかはご理解いただけたかと思います。
まとめ
もしあなたがコスパに優れたBluetoothスピーカーをお探しで、できるだけ性能や質感が良いものが欲しいなら、Tribitの「XSound Go」は超オススメですよ。
有名なANKERの「Soundcore」に匹敵する性能を、さらにリーズナブルな値段で手に入れられるのですから、満足感はハンパありません。
屋内だけでなく屋外にもどんどん持ち出して、大好きな音楽を楽しみましょう〜♪