最近の自動車にはレーダーやセンサーを使った安全装備が標準装備され、ドライバーが事故を起こさぬようサポートしてくれますよね。
それに比べると 自転車ってかなり無防備だと思いませんか?
自転車で颯爽と走っていると、後方から近づいてくる車両に気づかないことがあります。
突然 横から車が現れてビックリ!なんてことも。
クルマと同様、自転車にも安全装備が付いてたら安心できるのに・・
もし自転車で事故ったら間違いなく大ケガするからね。
何か良い対策がないだろうか。
そこで今回はガーミン(GARMIN)がリリースする「サイクリング用のレーダー」を紹介したいと思います。
自転車事故が増えている今だからこそ、ぜひ注目していただきたいアイテムです!
ガーミン「Varia」シリーズ
アウトドアがお好きな人ならガーミン(GARMIN)というブランドは既にご存知でしょう。
そのガーミンからは「Varia」シリーズという自転車用のアイテムがリリースされています。
コレって何ですか?
3つとも「自転車用のレーダー」です。
後方にミリ波レーダーを飛ばして近づいてくる車両を検知してくれます。
各モデルの特徴を見てみましょう。
モデル名 | 主な特徴 |
RVR315 | Variaシリーズ中で最もベーシックかつ廉価なレーダーです。 後方140m以内の車両を検知して通知する機能を持っています。 |
RTL515 | (後方車両検知機能に加えて) テールライトを内蔵し、近づく後方車両に発光パターンで存在を伝えます。 |
RCT715 | (後方車両検知機能に加えて) 内蔵カメラで後方から近づく車両を録画し、事故の際に役立ちます。 |
「Varia」の使い方
取り付け位置
「Varia」を自転車のシートポストに取り付けます。
シートポストの形に応じたマウントキットが付属されていますので、しっかりと固定してください。
ここから後方にミリ波レーダーを飛ばし、近づいてくる車両を検知してくれます。
後方車両をスマホで確認
走行中、どうやって後方車両を確認するんですか?
ご自身のスマホを使って確認するんです。
あらかじめスマホに「Varia App」というアプリをインストールしておきましょう。
このアプリを起動すると「Varia」が検知した後方車両の動きを確認できます。
こちらがその「Varia App」の画面です。
140m後方から近づいてくる車両をビジュアルと音で通知してくれますよ。
画面構成がシンプルで見やすそう!
これなら走行中でも瞬時に車の動きが分かりますね。
あとはスマホを自転車のハンドルに固定すれば準備完了です。
ちなみにスマホをポケットに入れておいて大丈夫です。
音とバイブレーションで車両の接近を知ることができますよ。
まとめ
自転車事故の多くは「後方からの追突」と言われていますので、事故予防としてガーミンの「Varia」シリーズは最適なアイテムといえるでしょう。
手元のスマホで後方車両の動きがしっかり確認できるので安心して走ることができます。
自転車業界でも今後この手の安全アイテムがどんどん増えていくのではないでしょうか。