みなさんはフィアット社の「パンダ」という車をご存知でしょうか?
かわいい見た目に加え、900cc弱のツインエアエンジンをぶん回して元気に走るコンパクトカーです。
最近の車はどんどん大きくなってきてますが、個人的には小さな方が好みでして、昔からこの手のコンパクト欧州車には目がありませんでした。
今回は「pintoColumn(ピント・コラム)」と称して、魅力的な「パンダ」について自分の思うことを書いてみたいと思います。
初代パンダのデザインは傑作!
初代パンダの登場は1980年ですから、もう40年以上前になります。
当時のフィアット社は経営状態も悪かったようで、思いっきりコスト削減して作ったモデルですが・・
やっぱりジウジアーロ氏のデザインはすごい!
平面ボディと平面ガラスで構成したシンプルな(お金を掛けない)デザインなのに、とにかく格好いい。
いまでもたまに走っている姿を見かけますが、すごく魅力を感じますね。
2代目は路線変更?
モデルチェンジされて2代目(2002年〜)になると、デザインテイストがガラッと変わります。
当時のニーズを反映したのか、車高を少し高くしたスタイルになりましたね。
当初は「パンダ」という車名を付ける予定ではなかったとか。
こちらの方が使い勝手は良いのでしょうが、先代パンダのイメージをもう少し残して欲しかったとは思います。
3代目も気になるけど・・
そして現在も販売されている3代目が登場したのは2011年。
(2022年現在)すでに11年目に入っているので息の長いモデルですね。
デザイン的には2代目のテイストを引き継いでます。
嬉しいことにパンダには4WDモデルが存在します。
日本車の場合はどんな小型車にも4WDが用意されているイメージがありますが、実はこのクラスの欧州車ではかなり珍しいことなんですよ。
コンパクトな4WD車って雪道では最強!
私も何度か「愛車にしようかな」と考えたのですが・・・結局購入には踏み切れてないのが現状です。
「しばらくマニュアル車を運転してないけど大丈夫かな?」(4WDモデルはMTモデルのみ)
「イタ車って故障が多いのかな?」
「ユーロNCAPで最低評価だったようだけど、もしこの車で衝突したら危ないのかな?」
など、余計なことをいろいろ考えてしまうんですよね・・
乗ったらきっと楽しいはず!なのに、最近の車の基準を求めてしまう自分が情けない。
でもやっぱりパンダは気になるので、ミニカー(上の写真)を買って気を紛らわせています。(笑)
4代目はどうなる?
個人的な希望としては初代パンダの"カクカクな"デザインを復刻させてほしいですね。
今のチンクエチェント(FIAT500)で成功したように、パンダでもうまくいくと思うのですが・・
みなさんはどう思いますか?
やっぱり初代デザインが一番好き!
最後に
世界情勢の変化もあって、いま車を買おうと思っても納期はかなり長くなっているようです。
さらに輸入車の場合は「モデルによっては納期がいつになるのか全く分からない」という話も聞きますし・・
このパンダについても「今後も4WDモデルを定期的に発売してくれるのか?」が心配ですね。
もしまた4WDモデルが出たら、もう一度 ディーラーに行ってみようかなぁ。