仕事中はもちろんですが、普段の生活においてもメモを取る機会ってちょくちょくありますよね。
ちょっとしたメモや覚え書き程度ならスマホに記録するのが簡単です。
![](https://pintoclue.com/wp-content/uploads/2021/09/smartphone-businessman.png)
便利なメモアプリがいろいろありますから
しかし大事な打ち合わせのときなど、パソコンやスマホがあったとしても"紙のノートがほしい!"と思う場面があったりしませんか?
- 見たり聞いたりしたことを、文字だけでなく簡単な図表やイラストも付けてメモしておきたい。後で見返すときに分かりやすく記録したい。
- 自分の意見を机上で紙に書きながら相手に説明したい。
![ノートを使って説明する人](https://pintoclue.com/wp-content/uploads/2021/09/setsumei-businessman.png)
このようなときはデジタル機器よりもアナログな"紙のノート"の方が断然便利です。
レイアウトを気にせず自由に手書きできますし、相手への伝達の手段としても活用できますからね。
そんな場面が予想されるとき、私は必ず「モレスキン(MOLESKIN)」という紙の手帳を持ち歩くようにしています。
このモレスキンというのがなんとも不思議な魅力がある文房具でして・・
見た目はフツーの手帳ですが、使い込むうちに愛着がわいてきて、ページが埋まれば次もまたモレスキンを買ってしまう・・そんなループに入ってしまいます。
実際に私も10年ほど前に初めてモレスキンを購入して以来、ずっとこればかりを愛用してますから。(笑)
この記事では長年使いつづけている私の経験から、モレスキンの魅力や使い方についてお伝えしたいと思います。
みなさんのノート選び・手帳選びの参考にしてもらえれば幸いです。
モレスキンってどんな手帳で、どんな使い方ができる?
モレスキン(MOLESKINE)とは?
モレスキン(MOLESKINE)は1997年に誕生したイタリアを本拠とするステーショナリーブランドです。
![モレスキンのロゴ](https://pintoclue.com/wp-content/uploads/2021/09/moleskine-logo2.jpg)
ゴッホやピカソ、ヘミングウェイが使用していたノートを"復刻"して作られたもので、そんな物語があってか「伝説のノート」なんて異名が付いています。
「丸みのある角をもつ長方形」「ゴムバンド」というシンボリックな手帳は世界中に流通され、多くの愛用者がいるのが特徴です。
サイズは次の4つが用意されています。
サイズ名 | サイズ(横×縦) |
ポケット | 横 9cm × 縦 14cm |
ミディアム | 横 11.8cm × 縦 18.2cm |
ラージ | 横 13cm × 縦 21cm |
エクストララージ | 横 19cm × 縦 25cm |
さらに各ページのスタイルによっても次の4つに分類されます。
ページスタイル |
無地 |
横罫 |
方眼 |
ドット方眼 |
加えて、カラーバリエーションは定番のブラックにはじまり、レッドやグリーン、ブラウン・・などとても豊富です。
他にも模様の入ったモデルもあれば、限定版や各種ブランドとのコラボモデルもあったりしますよ。
![](https://pintoclue.com/wp-content/uploads/2021/04/love-woman-300x303.png)
どれを買おうか迷っちゃいますね
ちょっと気になる点としては、意外と値段が高いということでしょうか・・
サイズにもよりますが、2,000円くらいからはじまり、3,000円以上するモデルもあります。
手帳としては「高級品」の部類に入りますね。
![](https://pintoclue.com/wp-content/uploads/2021/08/price-expensive-woman-300x269.png)
意外と高いのね・・
それでも世界中に愛用者がたくさんいるように、モレスキンには"使いたい"と思わせる魅力があるのです。
次の章ではモレスキンの細部を見ていきましょう。
モレスキンのレビュー
ここでは私が愛用するモレスキンをご紹介します。
これは「ラージサイズ」のモデルで、色はブラックです。
表裏のカバーは革製ではなく厚手の紙製ですが、使い込むうちに傷も入り"味"が出てきます。
![モレスキンとパーカー](https://pintoclue.com/wp-content/uploads/2021/09/moleskine-parker.jpg)
(写真にはボールペンも写ってますが、これは別売りです。)
裏面カバー下部にはモレスキンのロゴが入っています。
![モレスキンのロゴ](https://pintoclue.com/wp-content/uploads/2021/09/moleskine-logo.jpg)
ゴムバンドを使ってページが開かないように固定するのがモレスキンの大きな特徴です。
しおりの役目を果たすヒモも見えますね。
![モレスキンの厚み](https://pintoclue.com/wp-content/uploads/2021/09/moleskine-side-1.jpg)
ちなみにモレスキンには説明書が付属しています。
![モレスキン付属の説明書](https://pintoclue.com/wp-content/uploads/2021/09/moleskine-instruction.jpg)
中には各国の言語で「モレスキンの歴史」が書かれています。
このように上手にブランディングすることで「伝説のノート」という異名が付いたんでしょうね。
![モレスキンの歴史](https://pintoclue.com/wp-content/uploads/2021/09/moleskine-explanation.jpg)
私の手帳は「無地」タイプなので、どのページも真っさらです。
文字でも図でもイラストでも自由に書き込めるのでとても便利ですよ。
無地タイプの愛用家も多いですが、方眼タイプも人気のようです。
![モレスキン無地](https://pintoclue.com/wp-content/uploads/2021/09/moleskine-blank.jpg)
紙はちょっとベージュがかった色ですね。
残念ながら紙質はそれほど良いものではなく、紙の裏側にインクが透けてくることも・・
これはモレスキンのデメリットといえるかもしれません。
使い方はあなた次第
モレスキンの使い方に"コレ"というものはありません。
特に私のモデルは「無地」ですので、レイアウトすら自由に使えます。
![モレスキンに描いたメモ例](https://pintoclue.com/wp-content/uploads/2021/09/moleskine-memo.jpg)
- 文字を書くのはもちろん、図やイラストを書き込むのもユーザーの自由。
- 黒ペン、赤ペン、蛍光ペンをつかってカラフルに書いてもよし。
- 1ページに細かく書いてもいいし、なんなら1ページに1つの絵だけをドンっと書いてもOK。
- 他人から渡された付箋メモを貼っておいてもよし。
- パソコンから印刷した用紙をハサミで切り取って貼ったり。
- カレンダーやスケジュール、ToDoメモを貼ったり。
- 購入物のレシートを貼ったり。
- 旅に持っていって、現地で日記を書いたり、チケットを貼ったり、買ったものをメモしたり、風景を描いてみたりという使い方も楽しく、あとで見ると思い出がよみがえります。
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使い方はあなた次第で、何通りもあるでしょう。
いろいろ貼っていって手帳が分厚くなっても、ゴムバンドでしっかり挟んで固定できるので安心です。
手帳をガンガン使ってボロボロになったとしても、それはあなたの「記録」であり「思い出」であり「味」なのです。
![5つ星を出す人](https://pintoclue.com/wp-content/uploads/2021/06/review-man-star5.png)
そうそう、モレスキンの背表紙裏には拡張ポケットが付いています。
領収書を入れたりとか、いろんな用途に使えそうですね。
![モレスキンのポケット](https://pintoclue.com/wp-content/uploads/2021/09/moleskine-pocket.jpg)
まとめ
ご覧いただいたようにモレスキンは一見フツーの手帳です。
よく似た手帳は他にもたくさんありますし、なんなら他より劣っている箇所だってあったりします。
なのにモレスキンは世界中で愛されていて、最初は私も不思議でした。
でも使いつづけていると、好き勝手に書き込める「自由さ」があることで、真っ白だった手帳が次第に"自分だけの手帳"にカスタマイズされていくのです。
それを楽しいと思ったり、「味」が出てきたと感じたりするようになりました。
そしていつの間にか私も「愛用者」です。
この手帳のページが埋まったとき、次もやっぱりモレスキンを買うでしょう。(笑)
みなさんも一度試してみませんか?