【Pomera(ポメラ)】文字入力だけに注力したミニマル・ツールの魅力

議事録マシンPomeraガジェット

大事な会議の議事録を取ったり、セミナや講義のメモを取るとき、みなさんは何を使いますか?

報告書やブログ(日記)などの原稿を書いたりするときはどうしますか?

おそらくみなさんパソコンに入っているワープロやテキストエディタ、メモ帳アプリ等を使うのではないでしょうか。

スマホでもできそうですが、会議の場では相手の方に対して"ちょっと失礼な"印象を与えかねないので使わない方が無難かもしれません。

ノートPCを使うビジネスマン

ただ「文章を書く機能」が欲しいだけなのに、パソコンを利用するのにはデメリットもあります。

  • 重いノートPCを(客先の)会議室まで持ち運ぶ必要があり、会議室のテーブルにもノートPCを置くスペースが必要となります。
  • 文章を書くことに集中したくてもパソコンにはいろいろな機能(誘惑?)があります。メールが届くと作業は中断しますし、ついついブラウザを立ち上げて好きなサイト見てると時間はあっという間に過ぎてしまいます。

文字を書くことに機能を絞ったコンパクトなツールってないのかな?

そんな要望も持つ人が少なからずいらっしゃるのでしょう。

キングジムはその"ニッチな"要望に応えるべく「Pomera(以下、ポメラとします)」という製品を出しているのです。

この記事では手軽に議事録を取りたいビジネスマンや、原稿を書きたいライターさん、ブログや報告書をいつでもどこでも書きたい人に向けてポメラの魅力について解説します。

パソコンとはまたちがった便利さに気づき、きっとあなたの新しい相棒になることでしょう。

ポメラを使うと何ができるのか? その魅力を掘り下げる

スポンサーリンク

ポメラ概要

キングジムが2008年から発売している"テキスト入力に特化した"製品が「ポメラ」です。

現在まで極力余計な機能は追加せず、使いやすさだけを追求してバージョンアップされてきました。

本記事では「DM200」について紹介します。

ポメラDM200の小イメージ

【2022/07/21 追記】

ポメラシリーズの最新モデルとして、2022年7月29日に「DM250」が発売予定です。

スポンサーリンク

ポメラ「DM200」

スペック

ここでは「DM200」のスペックを見てみましょう。

グレードも1つのみですし、パソコンにあるような「CPUは〜」という記載もありません。

本体サイズ幅が263mm、奥行が120mm、厚みが18mm
重量約580g
ディスプレイ7inchのワイドTFT液晶(バックライト搭載)
解像度は1,024×600ドット
本体メモリ128MB
インターフェースmicroUSB(充電にも使用)
SDカードスロット(最大32GB)
キーボードJIS配列
電源リチウムイオンバッテリー
定価49,800円 + 消費税

実機レビュー

「DM200」の定価は49,800円(税別)ですが、アマゾンでは2万7,000円ほどです。(2022/07/21現在)

私自身、2年ほど前に購入してずっと使い続けていますので、その実機写真とともに使用感をお伝えします。

本体

「DM200」本体はとてもシンプルなデザインで好感が持てます。

ただし実際に使っていると天板に指紋がつきやすく、その点はちょっと残念ポイントかもしれません。

ポメラDM200閉じた状態

重量は580gとノートPCに比べたら軽く、これならカバンにサッと入れて持ち運べますね。

液晶カバーを開けると(よくあるノートPCのように)キーボードと液晶画面が現れます。

ポメラDM200開いた状態

キーボードはJIS配列でキーピッチは17mmです。

ノートPCに比べて若干狭いものの、剛性感や打鍵感がとてもよく、テンポよく入力できると思います。

ポメラDM200キーボード

ディスプレイは7型液晶で、残念ながら(本体幅いっぱいまである液晶ではなく)左右には太いフチがあります。

画面は白黒表示ですが、テキストしか入力しないのでこの点は問題にはならないでしょう。

むしろ白黒の方が見やすいといえます。

ポメラDM200画面

表示そのものは若干青みがかっていますが、白黒反転表示すれば気にならなくなるでしょう。

私は白黒反転した方が見やすいと感じています。

ポメラDM200画面(白黒反転)

ちなみに画面は160°まで開きますので、シチュエーションに合わせて調整できて便利です。

ポメラDM200画面の開き具合

本体左側にのみインターフェース端子があります。

左にあるのはmicroUSBで、バッテリーの充電にも使用します。

右側がSDカードスロットで、本体メモリ(128MB)で足りない分をSDカードを指すことで補えます。(最大32GBまで)

ポメラDM200インターフェース

フォント

フォントはモリサワ「UD新ゴR」と「UD黎ミンR」を搭載しており、とても見やすいです。

フォントサイズも6段階変更できます。

ポメラDM200フォント

ツール

次にポメラのメニュー「ツール」に用意された機能について見ていきます。

QRコード

ポメラには入力した文章からQRコードを生成する機能が用意されています。

ポメラDM200QRコード

このQRコードをiPhoneアプリ「pomera QR code reader」で読むことで、書かれた文章をiPhoneに移すことができるというものです。

その文章はメモ帳に貼り付けたり、メールに貼り付けたりできるのでとても便利ですよ。

カレンダー

カレンダー機能も備わっており、各日付に自分の予定を入力できます。

ただしGoogleカレンダー連携などはできず、あくまで情報はポメラ内での利用に制限されます。

ポメラDM200カレンダー

ちなみに私は(連携機能がないので)本機能を利用していません。

ポメラSync

ポメラで書いた文章を"Gmail経由で"iPhoneやMacのメモ帳アプリと同期して編集する機能です。
「ポメラーMacbookーiPhone」がシームレスに同期させたい人にとっては便利でしょう。

ポメラDM200のポメラSync

アップロード

Evernote等のクラウドストレージにテキストファイルを"メール送信機能を利用して"アップロードする機能です。
無線LAN搭載のプリンターから文章をプリントアウトすることもできます。

ポメラDM200アップロード

Bluetoothキーボード

Bluetooth機能を使って、ポメラをiPhoneなどの外付けキーボードとして利用する機能です。

ポメラDM200とiPhone
スポンサーリンク

まとめ

ポメラにはブラウザやメーラーなどは備わっておらず、"テキスト入力"の機能だけを追求したシンプルなツールです。

「打ち心地のよいキーボード」と「文字が見やすい画面」の2つがあるだけ、と言っても過言ではありません。

余計な機能がないことで文字を書くことに集中できるという思想なのです。

議事録取りに使いたいビジネスマンにとってはもちろん、(ライターや小説家など)文章を書く作業が多い人には最適のツールといえるでしょう。

あなたも「ミニマル」かつ「究極」なツールであるポメラを使ってみませんか?