最近のMacBookってどうですか?
まだ買う決心がつかないの。
M1 MacBookに興味があるの?
とっても快適だし、おすすめですよー。
でも中身が大きく変わったばかりなんでしょ?
お仕事にも使いたいから、不具合が出たら困るのよね。
本当に買っても大丈夫なのかしら・・
私の周りにも新しいMacBookに興味がある人はたくさんいます。
しかしM1チップに移行したばかりということで、まだ購入に踏み切れてないという人も多いようです。
「そもそもM1チップってなに?」という人がほとんどで、「M1 MacBookは仕事にもちゃんと使えるのか?」「もし買うならどのモデルがよいのか?」を判断できなくて困っているように見受けられます。
実際、私自身も購入前はみなさんと同じような懸念点がたくさんありましたし、「性能に関するスペック上の数値ではなく、実際の使い心地はどなのか?」という情報を一番求めていました。
この記事では、私の経験をもとに「購入前に気になるであろう点」に対して「実際に使ってみてどうだったのか?」を「Q&A形式」で分かりやすく解説しようと思います。
この内容がみなさんの購入の参考になれば幸いです。
メモリやストレージはどのくらい積んだ方がいいのか?など、購入前の選択ポイント
拡張性はどうなのか?
MacBook Airを選んだ方がいい人、MacBook Proを選んだ方がいい人
不具合が出ることなく仕事にもちゃんと使えるのか?
検証対象のMacBookに関して
まずはじめに、私が購入したモデルを紹介しておきます。
M1チップ搭載の「MacBook Air」で、色はスペースグレイです。
チップは新しくなりましたが、デザインに関してはこれまのMacBookと何ら変わっていません。
デザインに惹かれてMacを選ぶ方もいるかと思いますが、洗練されていて格好いいと思います。
以降ではこのMacBook Airを使ってみた印象をベースに解説していきます。
M1 MacBookについてのQ&A
メモリは8GBで大丈夫?
ネットでも大きく取り上げられている話題がメモリの積載量についてです。
「8GBでも十分」という人もいれば、「念のために16GBにすべき」という人もいます。
メモリが8GBだと動作がカクカクにならないだろうか?
16GB にしておけばサクサクかなぁ・・
私は「8GB」のモデルを選択していろんな作業をしてきましたが、
というのが結論です。
ネットサーフィンやドキュメント作成などの事務作業、メール、YouYubeなどの動画閲覧といった通常の作業はもちろん、Adobe Premiere やFinalCut Proを使った動画編集についても8GBでも快適に使えます。
これまでパソコンを使ってきた人からすると信じられないのも分かりますが、事実そうなのです。
まさにM1チップ恐るべし!
では「どんな人が16GBモデルを選ぶべきか?」という疑問も出るでしょう。
この回答としては「高解像度の動画をガンガン編集する人」です。
4K動画にエフェクトをいろいろ加えて・・というかなり重い作業をしていると8GBでは若干もたつきます。
(動きがもたつく程度で、作業自体ができてしまうのもM1チップの凄さではあるのですが。)
しかし、ここまで凝った動画を作る人はYouTuberでもほんの一部の人ではないでしょうか。
超高精細な動画編集をしようとすると、メモリは16GB どころか、32GB、64GB ・・と果てしなく積みたくなってしまいます。
しかしM1チップの仕様として、扱えるメモリは16GBが限界なのです。
大容量メモリの対応に関してはM2チップとかM3チップの登場を待ちましょう。
(2021/10/19 追記)
新しいAppleシリコンチップ「M1 Pro」「M1 Max」が発表されましたね。
これにより新しいMacbook Proはかなり性能が向上されたようです。
でも通常の使い方ならM1チップで十分ですし、これまで以上にコスパの良さが目立つようになりました!
(2022/06/15 追記)
とうとう「M2チップ」が発表されました。
作業内容にもよりますが、たいていの人にとっては M1搭載マシンでも十分だと思いますよ。
今あえてこちらを選ぶのもアリでしょう。
SSDの容量はどのくらい必要?
ストレージも後から増やすことはできませんので、購入前にしっかり検討しましょう。
あなたは主にどんなデータを扱いますか?
これまで使っていたパソコンの空き容量も再確認してください。
事務作業しかしないから512GBあれば十分だろう。
私の場合は動画データを扱わないので、512GBモデルを選択しました。
もし将来的に必要になったら、外付けメディアかクラウドを利用するつもりです。
GPUのコア数は気にする必要ある?
MacBook Airには「GPUのコア数」が「8コア」のモデルと「7コア」のモデルがありますが、体感レベルで両者に違いはほぼないようです。
拡張性は大丈夫?
MacBookの拡張端子は、本体左側にUSB-Cの端子が 2 つあるだけです。
「USB-C」がたった2つだけというのは不便だなぁ・・
電源供給もこの端子を使うし、
外部ディスプレイにも接続したいから全然足りないよー
「シンプルさ」を追求しているといえばそれまでですが、ユーザーからするとこれはMacBookのデメリットでしょうね。
端子が2つしかないのもつらいですし、それが「タイプCのみ」という点もつらいです。
みなさんがMacbookを購入した場合、このデメリットを補うため拡張用のハブも購入することになるでしょう。
USBメモリなど「タイプA」端子用の機器はまだまだ多いですから、変換できるハブは必須といえます。
ちなみに本体の右側側面にはヘッドフォン端子があります。
アップルさん、AirPods推しでもコレは残すんですね。
MacBook AirとMacBook Proのどちらを選ぶべき?
「MacBook Air」と「MacBook Pro」のどちらを買おうか迷う人も多いかもしれません。
AirとProの性能差が分かりにくいのよね・・
「Air」も「Pro」もまったく同じM1チップを搭載していて、M1そのものの性能差はないのです。
これが迷いを生む原因の1つかもしれませんね。
そのためM1の性能以外でどちらかを選ぶことになります。
私が考える「MacBook Airを選んだ方がいい人」「MacBook Proを選んだ方がいい人」は次のとおりです。
あなたはどちらのタイプでしょうか?
アプリの動作に不具合は出ないのか?(仕事にちゃんと使える?)
いくらM1チップが高性能でも、不具合だらけで仕事に支障が出るのでは意味がありません。
ここは一番大切なポイントですよね。
IntelチップからM1チップに移行したばかりだし、
互換性に問題が出るのでは?
結論から言いますと、 不具合はほとんど出ていません。
正直なところ私も「なにかしら互換性の問題は出るだろう」と覚悟していたのですが、なに1つ出ないのです。
しかも動作スピードも驚くほど快適です。
M1チップにネイティブで対応したソフトウェアはもちろんですが、まだ非ネイティブなソフトウェアについても(Rosetta2というソフトがエミュレートしながら動いているにもかかわらず )とても速いのです。
M1チップの動作という点で最後にもう1つ。
起動も速いですし、スリープからの復帰の速さにもあなたはきっと驚くでしょう。
バッテリーが長持ちってホント?
M1チップが電力効率に優れているというのは本当でしょうか?
パソコンの重い処理でもスマホのようにバッテリーが長持ちするの?
私がMacBook Airを使って一番驚いたのが、バッテリーが異常に長持ちすることかもしれません。
朝からMacBookで作業をして、夕方までバッテリーを気にせずお仕事できちゃうのです。
こんなにも長時間使えるパソコンはじめてですね。
M1 MacBookのコスパについて
M1チップ搭載のMacBookがいかに高性能なパソコンであるかをお分かりいただけたかと思います。
そして最後にお伝えしたいのがコストパフォーマンスの良さです。
これほどのノートPCが10万円ちょっとから買えるのは異常ともいえるレベルです。
他のPCメーカーは「アップルさん、なんてことしてくれたんだー!」と焦っているのではないでしょうか。
まとめ
M1 MacBookはここ近年稀に見るエポックメーキングなパソコンであると言えるでしょう。
私自身、Macbook Airを購入以来ほぼ毎日使っいて大満足していますし、自信を持って他の方にもおすすめできます。
Windowsへのこだわりとか(3Dゲームをがんがんプレイしたい!など)、仕事や学業上の縛り(Windows専用ソフトが動かないと困る!など)がないのでしたら、M1 Macbookを買って損はありません。
ぜひ あなたの選択肢に入れてみてください!