2022年6月7日の深夜2時から「WWDC22」の基調講演が配信されました。
リアルタイムでご覧になった人もいるのではないでしょうか。
いろいろ発表さて楽しかったですね♪
今回発表されたものの中でみなさんは何に興味を持ちましたか?
私はなんといっても「M2チップ搭載のMacBook Air」です。
前々から「きっと出るはず」「いやまだ出ない」という噂はもちろん、「iMacのようにポップなカラーになる」などの情報が飛び交っていたので、何が発表されるのか楽しみでした。
それにM1 MacBook Air愛用者としても「M2チップ」の性能には興味津々です♪
ではさっそく新しくなったポイントを見ていきましょう!
M2チップを搭載
なんといっても最大の特徴は「M2」チップが搭載されたことでしょう。
「M1」にはじまり「M1 Pro」「M1 Max」→「M1 Ultra」ときて、ようやく数字が1つ大きくなります。
M2はM1と同様5nmプロセスであるものの、M1と比べて25%多い200億個のトランジスタを搭載しています。
CPUは8コアで、GPUは最大10コア。
M1 MacBook Air比で1.4倍高速で、第8世代Intel Core i5搭載のMacBook Air比では15倍も高速とのことです。
加えてM2チップは電力効率に優れています。
バッテリーは最大18時間使用できますし、発熱が少ないためMacBook Airはファンレス仕様になっているのが特徴です。
(ちなみに13インチMacBook Proは冷却ファン付きの「アクティブ冷却システム」を搭載し、より安定した動作を実現しています。)
メモリ帯域はM1比で50%増えて100GB/sとなり、メモリは最大24GBまで搭載可能になりました。
(M1では最大16GB)
デザインがリニューアル
今回は本体デザインも大きくリニューアルされました。
Intelベースのころから長年つづいていたデザインがようやく一新されるというわけですね。
MacBook Airの特徴でもあった「くさび形」デザインがなくなり、MacBook Pro 14/16インチと同様のイメージに変更されます。
個人的には従来の"前方に向かって細くなる"デザインが好きだったのですが、みなさんはどう思いましたか?
なお、新しい本体の厚さは11.3mmで、重量は1.24kgです。
ディスプレイには13.6インチのLiquid Retinaディスプレイが搭載されます。
従来比で25%明るい500ニトの輝度を持ち、10億色表示可能という性能を誇ります。
周辺のベゼルはより狭くなりましたが、(MacBook Pro 14/16インチと同様)ノッチが設けられるようですね。
ノッチの"あり・なし"は好き嫌いが分かれるかもしれません。
キーボードにはM1 MacBookと同様に「Touch ID」が設けられます。
ファンクションキーもフルハイトのものに変更されるようですね。
カラーは4色
本体カラーについてはシルバー/スペースグレイ/スターライト/ミッドナイトの4色から選択できます。
「iMacみたいにポップなカラーになる」なんて噂もあったけど
実現しませんでしたね。
MagSafeに対応
MacBook AirにもMagSafeが復活します。
これにより充電しながらThuderboltポート(2口あり)が使用できるのは嬉しいですよね。
これは地味に嬉しいかも♪
これ以外の端子としては3.5mmオーディオジャックが装備されます。
その他の装備
- ストレージは最大2TBの高速SSDを搭載
- 1080p FaceTime HDカメラ
- 空間オーディオ対応の4スピーカーサウンドシステム
価格について
価格はMacBook Air が 164,800円〜、MacBook Pro(13インチ)が 178,800円〜 です。
円安の影響で割安感はなくなっちゃったような・・
M1 MacBook Airも併売されるようですので、あえて今こちらを選ぶのもアリだと思います。
ただ、今回の発表にあわせてM1も価格改定(値上げ!)されたので注意してください。
あと気になるのは、M2 MacBook AirをカスタマイズしていくとMacBook Pro(14/16インチ)の価格にかなり近づくという点です。
どちらを選ぶか迷いそうですよね。
まとめ
噂どおり「WWDC22」で新しいMacBook Airが発表されまた。
今回は中身も変わり(M2チップを搭載!)、見た目も変わった(デザイン・リニューアル!)ことで、まさに"新しい世代"に移行した感じがします。
M1ユーザーはもちろん、IntelベースのMac愛用者にとっても興味津々なのではないでしょうか。
早く実機に触れてみたいですよね。