ちょっとした文章(メール)を書くときにスマホは便利ですが、フリック入力で"長文"を書こうと思うと苦痛ですよね。
外出先で長文入力が必要になったりすると「パソコンを持ってくればよかった・・」と後悔することもありますが、常にパソコンを持ち歩くのも面倒です。
しかしよく考えてみると、長文を書くときに必要なのはパソコンではなく"キーボード"ですよね。
それなら キーボードを鞄に常備しておけばよいのではないでしょうか?
必要なときにキーボードをさっと取り出して、スマホと接続して使うスタイルを提案します。
キーボードといっても(会社のパソコンに付いてるような)大きなキーボードではないので安心してください。
私だってアレを鞄に入れておきたくありません。(笑)
「モバイルキーボード」といって"持ち歩くことを前提とした"小型のキーボードがありますので、これから紹介したいと思います。
スマホとペアで使うことで大変重宝するアイテムですので、ぜひ参考にしてくださいね。
モバイルキーボードってどんなもの?
特徴とメリットについて
モバイルキーボードについて
モバイルキーボードとは"外に持ち運びができる"キーボードのことで、次のような特徴があります。
- サイズが小さく、軽い。
- バッテリーや電池で駆動する。
このうち「サイズ」はとても重要な要素です。
普段から鞄に入れて持ち歩くためには"小さいに越したことはない"のですが、小さすぎるキーボードにはデメリットがあります。
1つ1つのキーが小さくて間隔が狭いものは入力自体が困難ですし、きっと誤入力も多くなるでしょう。
「スピーディに文字入力する」ことが本来の目的ですから、「サイズの小ささ」と「入力のしやすさ」のバランスを見極めてモバイルキーボードを選ぶ必要があります。
おすすめモバイルキーボードの紹介と使用例
数あるモバイルキーボードの中から、ここではタイプの異なる2つを紹介します。
1つはMicrosoft製の2つ折りタイプのキーボード「Foldable Keyboard」。
もう1つはLogicool製の「KEYS-TO-GO」という薄型キーボードです。
共に「サイズ」と「入力のしやすさ」のバランスが取れた、おすすめのBluetoothキーボードです。
Microsoft Foldable Keyboard
キーボードを2つ折りにできるため、サイズがとても小さいのが特徴です。
ちょうどミニ手帳のようなイメージで、小さな鞄にもすっぽり入ります。
折りたたんだ状態でも、厚みは1cmほどです。
左右に開くとキーボードが現れます。
折りたたみの構造上、中央の仕切りを挟んでキーボードが左右に分かれています。
キーピッチは16mmほどですので十分使えるでしょう。
キーボードを開いた状態はさらに薄く、平たい机や台の上に置いて使用します。
バッテリー内蔵で、フル充電すると3ヶ月ほど使えます。
iPhoneとペアリングして使うと、フリック入力より断然速いスピードで入力が可能になります。
長文入力にキーボードは欠かせなくなるでしょう。
もちろんiPadとのペアリングも可能で、ノートPCのようにも使えます。
超小型のWindowsノートPC(写真はGPD MicroPC)ともペアリングしてみました。
本体側のキーボードよりも断然入力が楽になります。
このモバイルキーボードは2つ折りにできるため、"運ぶときは小さく、使うときは大きくできる"というメリットがあります。
逆にデメリットは"中央で折れ曲がるため、平らな土台の上に置かないと使えない"という点です。
通常のノートPCのように膝の上に置いて入力するのは難しいでしょうね。
このキーボードはすでに生産終了しているようですが、iCleverより同タイプのものが出ています。
Logicool KEYS-TO-GO
こちらは1枚の薄い板のようなキーボードです。
キーピッチは17mmになります。
折り畳むといったギミックはありませんが、厚みは6mmなので鞄の隙間に楽に入るでしょう。
こちらもバッテリー内蔵で、フル充電すると3ヶ月ほど使えます。
iPhoneとペアリングして使うイメージがこちらです。
本体は薄いですが、意外にもキーストロークはしっかりあります。
もちろんiPadとペアリングして使うことも可能です。
超小型のWindowsノートPCの入力補助として使っても便利でしょう。
まとめ
スマホだけで長文入力するのは面倒な作業ですが、そんな場面で役立つのが「モバイルキーボード」です。
必要なときに鞄から取り出し、スマホとペアリングすれば準備完了!
まるでノートパソコンのようにサクサクと文章が書けるようになりますよ。
そしてモバイルキーボード選びには「サイズ」と「入力のしやすさ」のバランスの見極めが重要です。
あなたにとって使い心地の良いキーボードを見つけてくださいね。