どしゃ降りの日に、とある建物で雨漏りを見つけてしまいました・・

その真上はトタン屋根ということで、どこかに雨水が侵入する隙間(傷?)があるのでしょう。
業者に頼むか迷いましたが、簡単なものなら自分でもなんとかなるのでは?と考えて、今回はDIYで補修してみることにしました。
この記事では、傷んだトタン屋根の状況を確認し、どのような材料を準備して、どう補修したのかを順に解説していきます。
私と同様にDIYで雨漏り修理をされる方の参考になれば幸いです。
雨漏りの修理のために準備した材料と補修内容について
屋根の状況確認と対策
DIYで補修してみるとは言ったものの、状況によっては素人の手に負えないかもしれません。
とりあえず雨漏りした箇所を見つけるために屋根に登ってみます。
漏れている箇所の真上がこのあたりなのですが・・・


矢印の部分がなんかヘンだぞ!
矢印の部分をよく見ると、怪しい隙間が空いてます。
これだけあれば雨水は十分侵入してくるでしょう。

他に怪しい箇所はなさそうです。
"ここが原因にまちがいないだろう!"ということで、この隙間を補修することにします。

このくらいならDIYで修理してみよう!
今回の対策としては「シーリング剤」でこの隙間を埋めるつもりです。
さっそくホームセンターに行き、次の3つを購入してきました。
- シーリング剤
- シーリングガン
- 防水補修テープ(念のための対策として)
シーリング剤とは
「シーリング」とは外壁や屋根、窓サッシなどの隙間を埋めるゴム状のパッキンのことで、住宅の防水性能を高めるために使われます。
「コーキング」と呼ばれたりもしますが、これらは同じものと考えて問題ないようです。
ホームセンターではもちろん、各種ショッピングサイトでも用途別のシーリング剤が売られています。
今回私は「外壁・内壁の多用途」のものを購入しました。

これを使うためには「シーリングガン(コーキングガン)」も別途準備する必要があります。

屋根の補修
シーリングガンへの取り付け作業
シーリング剤を使うための準備をします。
① まずシーリング剤のキャップの先端をハサミでカットします。

② 次にキャップをまわして開け、中のボンドが出るように穴を開けます。

③ シーリング剤をシーリングガンにセットし、中のボンドを押し出せるようにします。

④ これで準備が整いましたので、屋根に登って補修作業に入ります。

隙間にシーリング剤を注入
シーリングガンのレバーを引きながら、屋根の隙間部分にシーリング剤を注入します。

雨水が侵入しないよう、しっかり埋めていくのが重要です。
最後には指でグッと押さえておきました。

原因がこの箇所でまちがいなければ、おそらくこれで雨漏りはなくなるはずです!

防水補修テープでさらに補強
シーリング剤を注入した次の日、補修箇所のさらなる補強として「防水補修テープ」を貼っておきました。
対策は"やっても、やりすぎることはない"ですから。
これから数日間は様子見です。
雨、早く降ってくれないでしょうか。(笑)
まとめ
シーリング剤を使った屋根の補修は素人でもわりと簡単にできる作業でした。
ちょっとした雨漏りでしたらDIYで補修にトライしてみるのもいいのではないでしょうか。
ただし今回無事に終わったのは"雨漏り箇所が簡単に特定できたから"ともいえます。
所詮は素人のDIY。
「手に負えない、原因が分からない」場合は、即座に専門業者に依頼することをおすすめします。