今回の記事では「DIYで簡単にできる愛車のカスタム」を1つ紹介します。
みなさんは「メッキパーツのブラックアウト化」というカスタムを知っていますか?
フロントグリルやメーカーエンブレム、そしてウィンドウモールなど、メッキ塗装された部分を黒く塗ることでクルマ全体の雰囲気を引き締めようというものです。
僕も試したいんだけど・・
塗装に失敗したときのことを考えると不安なんです。
一度塗装したら後戻りができないからという理由で諦めた人も多いかもしれません。
そんな人にぜひ試していただきたいのが「(塗装を)剥がせるスプレー」です。
もし失敗しても後から塗料を剥がせるってこと!?
そんなスプレーがあるの?
塗装を剥がせるスプレー
今回使用するのは「ラバーペイント ZEQUE」というスプレーです。
吹きかけると表面に液体ゴムが塗装されるのですが、乾いた後なら剥がすがすことができるという驚くべき特徴を持っています。
もし塗装が気にくわなければ剥がしちゃえばいいんです。
やり直しがきくわけですね。
これなら失敗を恐れずにブラック塗装できますね。
こんなスプレーが欲しかったんだよー!
さっそくこのスプレーを使って車のフロントグリルをブラックアウト塗装してみましょう。
塗装したくない箇所を保護するため、マスキングテープや新聞紙も用意しておいてください。
塗装の前準備
写真のように(矢印の箇所)この車のフロントグリルには部分的にメッキパーツが使われています。
ここをブラックアウト化し、フロントの表情を引き締めようというのが今回の狙いです。
周辺にはヘッドライトやエンブレムもあり、このままではキレイに塗装するのは困難です。
ここで活躍するのがマスキングテープです。
塗装の境目にテープを貼って保護します。
さらに新聞紙やビニール等を使って、塗装したくない面をしっかり覆っておきましょう。
もう1つ大切なことがあります。
塗装面の汚れや油分・水分はあらかじめ落としておきましょう。
この作業を怠ると塗装が簡単に落ちてしまうことも・・
塗装作業(ブラックアウト化)
塗装は3〜4回ほど重ねていきます。
これにより塗料の膜が厚く丈夫になるとともに、いざというときには剥がしやすくなります。
1回目の塗装
塗装対象であるグリルのパーツは横長なので、スプレーは横方向に噴射しましょう。
このときノズル部分は横向きにしておいてください。
(縦方向に噴射する場合はノズルを縦向きに回転させます。)
15〜30cmほど離れた位置からスプレーします。
1回目の塗装では厚塗りしないようにしてください!
全体的に薄くスプレーすればOKです。
2回目以降〜の塗装
塗装後すぐに重ね塗りするのではなく、5〜10分ほど乾燥させてから次の作業に移りましょう。
あわてちゃダメ!
塗装面をしっかり乾燥させることが大事です。
乾燥したら再度スプレーしてください。
この「塗装→乾燥→塗装→乾燥・・」の工程を3〜4回ほど繰り返し、塗装の膜を厚くしていきます。
塗装を繰り返すことで、より丈夫になっていきます。
マスキングテープを取る
塗装が終わったらマスキングテープやビニール・新聞紙を取り除きましょう。
このときマスキングテープと一緒に塗装まで剥がれることがあるので注意してください。
カッターで境目に切れ目を入れておくことをオススメします。
これでブラックアウト化は終了です。
塗装前後を比べてみるとフロントの印象がけっこう変わったと思いませんか?
フロントの表情が引き締まったよねー。
このスプレーで塗装してヨカッタ♪
まとめ
今回紹介したスプレーは「失敗しても剥がせる」のが最大の注目ポイントです。
これなら失敗を恐れず、気軽にブラックアウト塗装を試せるのではないでしょうか。
カスタマイズ効果も絶大で、車の印象がけっこう変わるのでオススメですよ!
ちなみに塗装の耐久性は3〜6ヶ月とのことですので随時補修しておきましょう。