12月に入り、寒い日がつづくようになってきましたね。
もうしばらくしたら雪が降りはじめるのでしょうか。
雪国に住む者にとって「雪が降る前の準備作業」として「スタッドレスタイヤへの交換」があります。
みなさんはもう終わりましたか?

毎年必ずしなきゃいけない作業であり、意外と面倒な作業でもあります。
車のディーラーやガソリンスタンドに依頼して交換してもらう人もいるようですが、車が複数台になると出費もかさむので大変ですよね・・

女性一人ではかなり大変な作業なのよね。
いつも車屋さんにお願いしてます。
ちなみに私は「自分でタイヤ交換する」派です。
大型のSUVだったら業者にお任せするかもしれませんが、自宅にある車はそこまで大きくはないので、お休みの日に自分で作業するようにしています。
さて今回、スタッドレスに交換するにあたって使用した"便利な工具"を3つ紹介します。
これらを使うことで負担が軽減されるので、ぜひ参考にしてください。
タイヤ交換に役立つ工具とは?
スタッドレス交換
夏用のノーマルタイヤを取り外し、代わりにスタッドレスタイヤを装着するわけですが、その際、みなさんはどんな工具を使っていますか?

車のトランクにもともと入っている工具を使っているけど・・
それじゃ ダメなの?
メーカー純正の工具を使って作業している人でしたら、ぜひこの記事を参考にしていただきたいです。
私が所有するVWゴルフの場合も、後ろのトランクにはこのような工具が入っています。

この工具でもタイヤ交換はできるのですが、とにかく使いづらい!というのが私の正直な意見です。
作業時間もすごく掛かるし、疲れて大変なんですよね。(汗)
こういった工具はあくまで「緊急時に使うためのもの」と考えた方がいいでしょう。

車を持ち上げるときの「重いハンドルをクルクル回す」作業・・
たしかにあれはホント疲れるわ。
まず車を持ち上げるための工具として「油圧ジャッキ」があると便利でしょう。
純正工具に比べて、少ない力で車を持ち上げることができますよ。

車が持ち上がったら次はタイヤを外すわけですが、このときホイールを固定しているナット(輸入車の場合はボルト)を回すための「電動インパクトレンチ」や「(伸縮可能な)ホイールレンチ」があると便利です。
これらを使うことで取り外し時間をかなり短縮できるでしょう。


ではここから先は
- 油圧ジャッキ
- 電動インパクトレンチ
- (伸縮可能な)ホイールレンチ
の3つについて細かく見ていきましょう。
タイヤ交換時に便利な工具
油圧ジャッキ
まず最初におすすめする工具は「油圧ジャッキ」です。
車屋さんに置いてあるジャッキの小型版みたいなものですね。

これを車の下に潜り込ませ、(上図右の)レバーを上下すると車を持ち上げることができます。
油圧の力を利用するので腕にかかる負担も少ないですよ。

これなら私でも車を持ち上げられるかも(嬉)
電動インパクトレンチ
多くの車の場合、タイヤ1本につき4〜5個のナット(輸入車の場合はボルト)で固定されていますよね。
これを純正のレンチを使って1つづず外して・・締めて・・というのはかなり面倒くさいのではないでしょうか。
そこで電気の力で一気に回しちゃおうというのが「電動インパクトレンチ」です。

バッテリーを搭載した"コードレス式"のものもありますが値段はわりと高めなので、こだわりがなければ"コード式"のものを選んでも十分便利だと思います。
ちなみに"コード式"の場合は車のシガーソケットから電源を取るので、作業中はエンジンをかけておく必要があります。

なお、ナット(またはボルト)を締める際のトルク(強さ)を設定することができますので、締めすぎる(緩すぎる)こともなく安心です。
(伸縮可能な)ホイールレンチ
タイヤを外す際、ナット(やボルト)がキツく締まりすぎていて「電動インパクトレンチ」では回らないことがたまにあります。
また、スタッドレスに交換したあとに念の為、締まり具合を手で確認したいときもあるでしょう。
そのような場合は「ホイールレンチ」の出番となります。
しかし純正工具のレンチははその長さが短いのが欠点です。

かなり力を加えてもナット(やボルト)が回らないことがあるんだよね。
そこで全長が長めのホイールレンチ、もしくは伸縮可能なホイールレンチを用意しておくと重宝しますよ。

長い方がより少ない力でナット(やボルト)を回すことができますからね。
まとめ
雪国に住む者にとってスタッドレスタイヤへの交換は必須であり、なるべく楽して作業したいですよね。
そんなとき今回紹介した3つの工具はきっとあなたの役に立つはずです。
- 油圧ジャッキ
- 電動インパクトレンチ
- (伸縮可能な)ホイールレンチ
これらの工具があればタイヤ交換を(業者に任せずに)自分でやってみよう!という気になるかもしれません。
浮いたお金でおいしいものでも食べましょう!(笑)
ちなみに「油圧ジャッキ」はそこそこ重いので難しかもしれませんが、残りの2つの工具は自分の車の中に常備しておくと緊急時にも重宝しますよ。