みなさんはどんな「エディタ」を使っていますか?

「エディタ」ってなに?

一般的には「テキストエディタ」のことを指します。
テキスト(文字)を編集するためのアプリのことですね。
文字を書く程度なら標準でインストールされている「メモ帳」アプリで十分という人もいるでしょう。
しかしプログラム開発をする人や、文章を書くことを専門とする人などは「メモ帳」では満足できず、作業効率を上げるために"さらに高性能な"エディタを利用しています。
私の場合はプログラム言語を読んだり、HTMLファイルを見たり、議事録を書いたりなど・・テキストを読み書きする際は「秀丸」というエディタを使ってきました。
このエディタはすごく便利なので超おすすめです!

しかし個人的に1つだけ困っていることがあります。
それは、"Macで使えない"ということです。

「秀丸」はWindows版しかないんですよー
最近は周りにもMacユーザーが増えてきましたし、私のようにWindows/Mac両方を使う人もいるでしょう。
その中には私と同様に秀丸の愛用者で、Macでも秀丸(のようなエディタ)を使いたい!と考えている人がいるかもしれません。
そこでこの記事では、私がMacBookにインストールして活用しているエディタについてご紹介したいと思います。
Windowsで「秀丸」に慣れた者がMacで選ぶべきエディタは?
秀丸とは
秀丸とはWindow用のエディタで、(有)サイトー企画さんが開発しているものです。
こちらはシェアウェアになります。
(一定の無料お試し期間あり。)

こちらが秀丸の編集画面です。
(私は白黒反転して使用しています。)

秀丸の特徴はなんといっても動作が軽快で、高性能であることです。
便利な機能が多いことから、私もプログラマー/SE時代からフル活用してきました。

検索や置換などで正規表現が使えるのは本当に便利ですね!
個人的にはベストなWindows用のエディタだと思っています。
しかし今の私はWindows/Macを使い分けています。
できればMacでも秀丸を使いたいのですが、残念ながらWindows版しか存在しないのが現実です。

秀丸のようなエディタがMacにもあるかな・・?
Mac用のエディタを求めて
秀丸ユーザーがMacで動作する(秀丸のような)エディタを探すとき、選択肢は次の4つになるでしょう。
- Mac版の秀丸が出るのを待つ。
- Windows版の秀丸をMacで(無理矢理)動かす。
- 秀丸を捨て、Windows/Mac両対応のエディタに乗り換える。
- Windowsを使うときは秀丸、Macでは別のエディタを使う。

これら4つのパターンを見ていきましょう!
Mac版の秀丸が出るのを待つ
開発元の(有)サイトー企画さん次第ですが、さすがにこれは難しいのではないでしょうか。
とりあえず却下です・・(笑)
Windows向けの秀丸をMacで(無理矢理)動かす
Mac上でWindowsの「仮想環境」を構築し、その上で秀丸を動かそうという手段です。
Intelチップを使ったMacなら可能でしょうが、M1チップに移行したMacでも正常に動くのでしょうか?
調べても情報が少なすぎますし、動いたとしても何かしら不具合が出そうですよね・・
安心して使えないのでは意味がないです。

秀丸を捨て、Windows/Mac両対応のエディタに乗り換える
Windows/Mac両方に対応するエディタがあるのをご存知ですか?
どちらのOSを使っていても"エディタの使用感が同じ"というのはたしかに便利ですよね。
もしあなたが使い慣れた秀丸を捨てれるのでしたら、これを機に新しいエディタに移行するのも1つの手でしょう。
- Visual Studio Code
- SublimeText
- ATOM
これら3つのエディタはとても優秀なものです。
ただ私は秀丸を捨てることは無理でした・・

秀丸に慣れすぎてしまって、もう新しいエディタには移行できない・・
Windowsを使うときは秀丸、Macを使うときはは別のエディタにする
最後の選択肢がこちらです。
Windowsではこれまで通り秀丸を使いつづけ、Macでは(なるべく秀丸と似た雰囲気の)エディタを使おうというものです。
2つの使用感は当然異なりますが、そこは妥協します。
- mi
- Jedit Ω
- CotEditor
- MacDown
Mac向けにも優秀なエディタがいくつかリリースされていますが、そのうち私の好みに合ったのが「mi」でした。

miとは
miはMac OS向けの定番エディタで、M1チップにもすでに対応しています。
こちらはフリーウェアになります。(開発支援も可能。)

秀丸との違いに戸惑うかと思いきや、miの操作感にすんなり馴染むことができ、今ではMacでフル活用しています。
下にあるのがmiの編集画面で、私は秀丸とよく似たイメージにしています。

miの特徴はまず動作が軽快である点でしょう。
もちろん秀丸に負けず劣らず便利な機能を備えていますし、検索や置換などで正規表現が使えるのも嬉しいですね!

まとめ
私がWindows/Macを併用するようになったとき、エディタの選定にはいろいろ悩みました。
使い慣れた秀丸を捨てて、Windows/Mac両対応のエディタに移行することも検討しました。
しかし最終的には「Windowsを使うときは秀丸」「Macを使うときはmi」という運用に落ち着いたのです。
この2つの組み合わせは個人的にはベストだと思っています。
もし秀丸ユーザーでMac用のエディタをお探しでしたらmiをおすすめしますし、逆にmiユーザーでWindows用のエディタをお探しでしたら秀丸をおすすめします。
せひ試してみてください!